林文科相:カンヌ最高賞で祝意を 是枝監督は辞退表明
06.08 12:49毎日新聞社
フランスで先月開かれた第71回カンヌ国際映画祭で、メガホンを取った「万引き家族」が最高賞「パルムドール」を受賞した是枝裕和監督に対し、林芳正文部科学相が文科省に招いて祝意を伝える考えを示したところ、是枝監督が自身のホームページ(HP)に「公権力とは潔く距離を保つ」と記して辞退を表明した。
林氏は7日の参院文教科学委員会で、立憲民主党の神本美恵子氏から「政府は是枝監督を祝福しないのか」と質問され、「パルムドールを受賞したことは誠に喜ばしく誇らしい。(文科省に)来てもらえるか分からないが、是枝監督への呼びかけを私からしたい」と述べた。今回の受賞を巡っては、仏紙「フィガロ」が安倍晋三首相から祝意が伝えられないことを「是枝監督が政治を批判してきたからだ」と報じていた。
答弁を受け、是枝監督は同日、HPに「『祝意』に関して」と題した文章を掲載。今回の受賞を顕彰したいという自治体などからの申し出を全て断っていると明かした上で「映画がかつて『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いた過去の反省に立つならば、公権力とは潔く距離を保つというのが正しい振る舞いなのではないか」とつづった。【伊澤拓也】
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(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチ★
流石です!!
アーティストや作家さん達、監督など、モノづくりをする人達、影響力のある人達が、国策に利用されることがあってはならない。
アメリカの監督や俳優などが、人種差別を正当化し公言してはばからないトランプ大統領を堂々と非難する姿勢は素晴らしいと思う。
日本の俳優さん達もぜひ頑張って欲しい。
( ・ㅂ・)و ̑̑
日本には、権力におもねる、こんな作家もいるが、
こんな奴は実は例外で、作家という職業の人達は、人一倍本を読み、世界中を歩き、勉強している。
そういう広い視野で物を見る人たちによって作られる作品は、見る者に、いろんな立場に立って物事を見て考える力を与えてくれるだろうと思う。
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