
F15の操縦士「民間機視認し、遠いと…」 滑走路進入
06.17 05:01朝日新聞デジタル
沖縄県の那覇空港で14日夜、航空自衛隊のF15戦闘機2機が管制官の指示に反して滑走路に進入し、着陸態勢に入っていた民間機を妨害するトラブルがあった。関係者によると、戦闘機の操縦士は「民間機を視認し、遠い(ので先に入れる)と思った」と説明しているという。国土交通省は深刻な事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会が16日、調査を始めた。

国交省や防衛省によると、戦闘機2機は14日夜、領空侵犯の恐れのある航空機への対処のため、緊急発進(スクランブル)の指示を受けて滑走路に向かった。管制官は2機に対し、滑走路手前の誘導路上で待機するよう指示したが、2機は午後8時25分ごろ、相次いで停止位置を越えて滑走路内に進入した。
当時、滑走路の約5キロ手前では民間機の琉球エアーコミューター804便(ボンバルディアDHC8―402型、乗客乗員35人)が着陸態勢に入っていた。管制官は危険を回避するため、戦闘機に滑走路離脱を指示するとともに、民間機の着陸許可を取り消した。
関係者によると、1機目の戦闘機の操縦士は防衛省の調査に「管制官の指示を明確に認識していなかった」と説明。民間機を自ら視認し、先に離陸できると判断したとみられるという。後続機の操縦士は停止指示を認識していたが、1機目が進入したため自身が進入指示を聞き逃したと思い、続いたという。
管制官は離脱を確認後、民間機に改めて着陸を許可。同機は午後8時27分に着陸した。けが人はなかった。(伊藤嘉孝、編集委員・土居貴輝)
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自衛隊までがアメリカーの真似か?
しかも、管制無視とはアメリカーよりもゴーマンなのでは?
沖縄は観光立県であり、空港が過密状態の上に、自衛隊が共用しているということで前々から危険性が指摘されていた。
民間機とのニアミスも頻繁に起きている。
そういう状態であることを承知の上でのやりたい放題か?
航空評論家とやらは『聞き間違いはありうる』と簡単に答えているが、それならば、危険を放置せずに自衛隊の那覇空港使用を直ちにやめるべき。
尖閣を見据えてのスクランブル発進?
どっかでやってくれ!!
そもそも尖閣の問題は、日本が尖閣を国有地として購入したことにより問題を悪化させた。
地籍は沖縄県にあり、実際に沖縄県民が鰹工場などを営んでいた実績もあり、日本が実行支配していた所をわざわざ国有地にして争いを生みだす必要性があったとは到底思えない。
当時の政権は、『東京都の石原知事が購入計画をしていたために、そのまま行けば、余計に中国を刺激する』との理由で仕方がなかったと言い訳しているが、石原知事に勝手なことをさせない方法はいくらでもあったはずだ。
それを『国が買った』ことにより、石原知事の独断ではなく、日本国の意思だということを国際社会にアピールしてしまった。
中国だって、『極右の石原のバカが勝手なことしてる』では済まなくなった。
当時野党の自民党による政権下ろしの罠にまんまと引っかかった訳だ。
尖閣問題をわざと引き起こして、沖縄近辺に争いを作るのが目的だったと疑っている人は多い。
被害者ぶってるが、中国との摩擦を引き起こして軍拡するのが目的だろうと。
実際、軍事費も年々増えて、権力者の思うままになっている状況だ。
日本政府は、那覇空港の過密状態を承知の上で、最近、航空部隊を2倍に増やした。
F15戦闘機も2倍の40機に増やした。
危険な上に更に危険を重ねる。
この国のトップが、沖縄県民の命だけでなく、自衛官の命、観光に訪れる沖縄以外の国民の命、外国人の命などすべての命を軽視していることがわかる。
那覇空港では、自衛隊機の事故のために空港が閉鎖されるという状況が頻繁に起こっている。
沖縄の経済への影響も軽く見ている。
むしろ、わざと経済発展の邪魔をしているのではないか?
翁長知事も言っていた。
『米軍基地は沖縄県の経済発展の最大の阻害要因だ』と。
那覇空港の軍民共用も経済発展の最大の阻害要因である。