日本をセールス!通訳案内士

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時の流れに・・・

2012-03-17 00:45:38 | 日記


東海道新幹線からのぞみ初期型で使われていた300系が引退した。
♪のぞみで行くからね〜♪デビューした当時 こんなフレーズのCMが確かあったはずだ。

ここ一年の間に京都や大阪に行く時、最新のN700系を期待していても
やってくるのは700系でもなく、300系ばかりだった・・・。特に意識をしていたわけでも
ないのだがのぞみもひかりもやっぱり300系。縁があったのかも。

さて、このダイヤ改正で寝台特急「日本海」「きたぐに」が定期列車から消えた。
よーくみてみるとこれまで特急用車両を使っていて乗り得列車とされた東京5:20発の普通列車静岡行きが
沼津行きで近郊型車両に変更となってしまった。残念。

その昔「青春18切符」で東京から名古屋まで行こうとしたら熱海から静岡まで3両だか5両だかのロングシート。
旅感ゼロ、日常の延長な感じだった。車内で弁当を食べるといった鉄道の旅を満喫はできなかった。

自分のなかで旅行は列車に乗ることも重要な要素で、車内で米原万里さんの本を読み、時々車窓を眺め、一瞬見える
富士山や田んぼに何度も出てくる727の赤い看板に目をやる。静岡を過ぎた頃にデパ地下で買ったちょっと高級な
お弁当に舌鼓を打つ。こんな感覚は普段味わえないので楽しくなる。
さらに
列車外がどんなに悪天候であろうと、大雪だろうと、ものすごく暑かろうと車内は快適そのもの。
なんとなく大名気分に浸れるのも嬉しいところ。
その一方でバスは時間が読めないということもあるが、なんとなく窮屈で動き回れない、
さらに本など読んだ日にはあっというまに酔い不愉快この上なくなるというのが難点。

さて、川の流れのように時は流れ、気が付けば2012年。通訳案内士で頑張っている同期はもう中堅どころか
人によってはベテランと言ってもいいかもしれない年月が経っている。
毎年、新人研修のある頃になると研修や通訳団体などに入会したと思うのだが、
仕事をしているので時間と暇を許さない。

ウェブサイトやはるか前の研修で知り合った顔が京都、清水の参道にあった。
熱心にお客さんの質問に答えていたから挨拶は遠慮したが、日本全国に知り合いができたようで
ほくそ笑んでしまう。

みんな出会う人が生き生きしてる(ように見える)から絶対にやりがいはあるだろう。
何より飽きない、毎回が新鮮な仕事であるとは思う。
現実当分の間 専業ではできないのため ガイド2次試験対策で仲良くなった方、
同じ通訳ガイド合格講座?(正式な名称は忘れた)教室に通っていた方などに会うと
覚えられない苦労・勉強を共有した分だけテンションもあがるもの。できればハイタッチをしたい気分である。

さくらの花の咲く季節がやって来る。気候も穏やかで過ごしやすい春、訪日外国人が増え、
通訳案内士が活躍する場面も増えるだろう。桜の名勝上野公園で、千鳥が淵で、小金井公園で偶然の出会い
があればいいな。こんなセレンディピティなら大歓迎。