カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

沖縄から日本へアジアへ

2011-11-02 08:31:45 | 愛情

10月27日から11月1日まで東京へ行って来ました。バスの中で、飛行機の中で沖縄の歴史を読み続けて来ました。沖縄の近代の歴史に女傑と言われた2人の女性。金城夏子さん、照屋敏子さん、この二人は、戦後の沖縄に大きな足跡を残しています。これまで、知らなかった沖縄の片鱗を見ることが少しですが見ることが出来たように思える。戦後の日本は食糧もなくとてつもなく厳しい時代であったと思っていましたが、ソテツ地獄と呼ばれる程厳しい時代は、本土にはなかったように思える。そんな中で現在の沖縄の原型が生まれ始めていた。

その時代、糸満には、驚くほどのパワーがあった。創造を絶する時代を勇敢に乗り越えて来た沖縄。だからこそ、21世紀は、沖縄が牽引していかなければならないものがあると思う。沖縄にしかできないことがあると思う。世界のうちなんちゅう大会で感じたうちなんちゅうパワーの源を感じ始めている。これまで、日本中を歩いたりアジアを歩いたけど・・沖縄のような土地は一切なかった。何が・・と言われると・・「人」「風土」だと思う。「なんくるないさ~」と笑顔で年配の女性が語る沖縄には、その厳しい時代の片鱗さえ見えない。日本人はもっと沖縄を知る必要があると思う。マスコミは、もっと沖縄を正しく伝える必要があると思う。

沖縄から始めること・・人の心に温もりと癒しを与える「ケア・ツーリズム」世界中の誰もが心から癒される「沖縄」。音楽、芸能、食、おもてなし、ホスピタリティーが自然にある。当たり前の様に沖縄にはある。観光も良い。けれど、沖縄の心に触れる旅を考えて見たらどうだろう!奥深い沖縄の文化・歴史は、きっと人々を幸せにしてくれるはず。