沖縄の観光は、もっぱら西海岸。ブランドを持ったホテルが林立する沖縄の観光のメッカ。観光のお客様も、東海岸?何かあったかしら?と言う印象が普通。しかし、東海岸は、沖縄の伝統芸能や文化が点在すると共に沖縄の原風景が残されているエリア。ビーチリゾートを望む方には不向きだと思う。しかし、沖縄を知る旅には、東海岸が良いと思う。
沖縄県うるま市の中高校生が出演している現代版組踊「肝高の阿麻和利」(きむたかのあまわり)。沖縄に古くから伝わる伝統芸能「組踊」をベースに、現代音楽とダンスを取り入れて、勝連城10代目城主「阿麻和利」の半生を描く、いわば「沖縄版ミュージカル」。 1999年に、当時の勝連町教育委員会が、子ども達の感動体験と居場所づくり、ふるさと再発見・子どもと大人が参画する地域おこしを目的に企画したものです。*亜麻和利HPより一部紹介文書利用
わざわざこの公演を観るために沖縄に来る価値が十分にある。涙が自然と溢れてくる、胸が熱くなってくる、忘れかけていた心に火がともされる静かな感動。
このような沖縄の姿も観て頂きたい!古い歴史を尋ねて歩く旅。芸能を堪能する旅。普段着の沖縄。沖縄にはこのような魅力溢れるたくさんの場所がある。琉球時代から連綿と保ち続けてこられた芸能・文化は、他に比較できないほどの魅了がある。沖縄の旅への視点を変えてみたらいかがでしょう?きっとこれまでにない大きな発見と感動に包まれると思います。
*写真は、「亜麻和利 HPより」