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愛しのギン

2016-05-19 | ペット

5月18日朝、愛犬ギンが天国へと旅立ちました。

当日は既に仕事場に着いていましたが、カミさんから電話をもらいすぐに自宅に戻りました。

しかし残念ながらギンは既に亡くなっていました。

ここ一週間ほどギンは自分では立つこともできずほぼ寝たきり状態でした。

さらに3日前からはエサを与えて飲み込みはするものの戻してしまい受け付けませんでした。

水はかろうじてスポイトで与え、飲んでくれておりましたが…。

意識はしっかりしていて「トイレに行きたい」と立ち上がろうとする素振りを見せたりしていましたが、たまに失神し意識を失ったりもしていたのでさすがに覚悟はしておりました。

別れたくはないけどそろそろお迎えが来るかなと思い、亡くなる日の前の晩から当日朝までギンの近くで寝ました。

気がつくとギンがワタシの目をジーッと見ており、ワタシの妄想かもしれませんがなにかメッセージを送ってくれていたのかなと思います。

前にも書きましたがギンが前庭疾患により生死の境をさまよってからほぼ2年、それから食欲が落ちようが、足が立たなくなろうが「ガンバレ」と言ってきましたが、「つらいならもう我慢しなくていいよ。ちゃんとお迎えが来てくれるから安心して天国行っていいよ。」とギンに言った矢先に亡くなりました。

ほんとはもっと早く楽になりたかったのかな、家族を悲しませたくないために頑張ってくれたのかなと思います。

ギンは中型犬にしては長生きの16年間という歳月を生きてくれました。

そして家族に幸せを与えてくれました。

生後2ヶ月ほどで公園で保護し、ウチの子供になってくれてほんとに感謝という言葉しかありません。

また最高にいい縁があったんだなと思います。

今日、ギンを火葬していただき、さらに後日葬儀に行く予定です。

ギンが亡くなってから家族中みんな泣き通しで、現在も悲しくて、辛くて…。

思い出が一杯ありすぎて、思い出す度に涙が…。

お出かけや旅行にも数え切れないくらい一緒に行ったよね。

車中泊もしたしペンションにも泊まった。

ペット可の施設を探して行ったり、車の中で留守番もしてもらった。

お出かけの際に家を出て駐車場まで歩いていく時にはキャンキャン吠えて「連れてってよー」って言ってたよね。

日常でも仕事から帰って玄関のドアを開けると毎日尻尾を振ってお出迎えしてくれたよね…毎日毎日嬉しかったなー。

それから家族の誰かの帰りが遅いとドアの前で心配そうに待ってたよね。

ほんと家族思いの子で…その度にみんなを幸せな気持ちにしてくれたね。

賢いんだけどおっちょこちょいなところもあって散歩中電柱にぶつかったり、側溝に落ちてしまったり…そんな一面もかわいくて仕方なかったよ…ギン。

もうそんな姿を見ることができないのがツラくてツラくて…。

16年も生きて天寿を全うしてくれましたので(中型犬の16歳は人間の93歳くらいに当たるそうです。)そういう意味では幸せなことなのかもしれませんが、今は心に開いた穴が大きすぎて気持ちの整理がつきません。

しばらく泣く日が続くのかな…。

愛しの愛しのギン…幸せをいっぱいくれてありがとう。ウチの子になってくれてありがとう。どうか安らかに…。

 

 

 

 

 

 

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