ほっかも!!

ゴールキーパー北野貴之のつれづれ日記
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2009-05-03 21:49:37

2009年05月03日 21時49分37秒 | Weblog
こんばんは☆☆☆≡



今日5月3日は、新潟の地に大切な絆と出逢いを残していってくれた、万輝の命日です。


いつも試合のロッカールーム(ホーム、アウェイ)には、万輝がいつも病院で抱いていた、赤ドラエモンを置いて試合に望みます。


今なお、常に万輝が左手にやどっていると思い毎日の試合を闘っています↑


この万輝の命日、忘れもしない出来事があります↑↑


僕はまだ試合のベンチにも入ってない頃です。

その日、練習始まる前まで、危篤状態になってしまった万輝のもとにいました。



練習時間も近くなり、最後に万輝に一言だけ告げ、頭を撫でて去りました。

『万輝、よくここまで頑張ったな。偉いぞ。もうがんばんなくてもいいから、自分で決めなさい』と頭を撫でて去りました。



そして練習をはじめ、練習中に僕は左肘の靭帯を伸ばしてしまったのです。

痛がりながらロッカールームに向かうと、携帯がちょうどなっており、メールを見たら、ちょうど僕が靭帯を痛めた時に、万輝は天国に行ったのです。


すぐに報告してくれた万輝に感謝ですね↑


僕は、点滴の後が痛々しい、左肘の当たりをいつもなぜなぜしながら、看病してたんです。だから万輝は、僕の左手に宿ってくれたんでしょうね!



万輝が厳しい手術を繰り返す中で、僕がユニフォームに書いて送った言葉があります。



『運命は変えるもの。奇跡は起こすもの。』

万輝はこの言葉を胸に、先生からは奇跡と思えるぐらいの、回復をみせ、余命の日数も何倍にも伸ばし、この手術を成功させたら、治ると言うとこまで、自分で運命は変え、奇跡を起こそうとしたのです!



だからこそ、最後の危篤状態の時には、僕は頭を撫でながらあの言葉が最後の言葉となりました。



素晴らしい出逢いを与えてくれた、万輝には本当に感謝しています。



小さな幸せに気付く事、これが幸せになる一番の近道なんですよね!




万輝を思ってくれた方、差し入れしてくれた方、本当にありがとうございます。


万輝は、天国からにこにこ微笑んでいます。

明日抱き締めに行きたいと思います♪

[しゃ=]