仕事をしていると、凄くお年を召されている老人の方が店内に
右手にケーブルテレビの番組表を持っている。
会社でケーブルテレビなど見ること無いので
「おっちゃん暑い中配達しなくていいよ」と言った。
おっちゃんは「判りました」と言うものの少々考えた。
「おっちゃんこれ配達無くすと給料減るんか？」
一部配達で２５円だそうだ。
断れば２５円の収入が減る・・・塵も積もれば何とやらでは無いが
「わかった配達続けてね」そして自販機で麦茶を買って渡すと
泣き出してしまった。
「世の中にこんな有りがたい方がいるんやな」と
別に今自分の行為を自画自賛している訳では無いので誤解しないで欲しいが
２５円の為に暑い中自転車で頑張っている姿を見て
自戒の念が思い立った。
正直自分は、今家族を養い生活して生きていられる。
しかし、「上を見てきりは無し、下を見てもきりは無し」の言葉のように
今幸せに暮らせている事を感謝しないと駄目だと感じた。
ちなみにおっちゃんはファミールの配達もしているそうだが
一部７円だそうだ。
さて、高校野球も終り、ぽっかりと心に穴が空いてしまった。
昨晩は、２日振りに全身アルコール消毒で風邪を退治しながら
熱闘甲子園最終回を見て涙が出た。
大垣日大阪口監督が孫からホームランボールを渡された時
鬼の阪口監督の目は真っ赤だった。
そして照れ隠しだろうが、孫の反対側を見ながら孫の頭を撫でていた。
嬉しかっただろうな・・・そしてじいちゃん孝行の孫だな。
さぁおっさんも孫のホームランボールをもらえる様に又一丁頑張るか！
皆さんも人生色々・・・苦もあれば楽しみもある。
今日生かされている事の大事さ・・・そして子供の野球を
追い掛けられる幸せ・・・忘れてはいけないと思いますよ。
では・・・