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薬師岳(2,926m)・北ノ俣岳(2,662m)・黒部五郎岳(2,840m)・三俣蓮華岳(2,841m)・鷲羽岳(2,924m)・双六岳(2,860m) (つづき)
明日は新穂高温泉へ下るだけで、大きな登り返しもなさそうです。
初計画の3泊4日の山行で、ここまで来られたことに安心感があります。
双六小屋には公衆電話が設けられていました。ニュース番組の衛星中継のようなタイムラグがあり、度数はあっという間に減っていきます。
その後、北アルプスでも携帯電話がつながりやすくなって、小屋に公衆電話があるかどうか確かめることはなくなり、登山の前にテレホンカードを買うこともなくなってしまいました。
夕食のメインは天ぷらでおいしかったです。この日の夕食は3回転とのことでしたが、最後の3回転目は自分を入れて10人くらいの少人数だったので、2.2回転くらいだったことになるでしょうか。
鏡平山荘
昨日登った鷲羽岳が、歩くたびにどんどん小さくなっていくのが惜しい気がしました。
最終日の朝は、槍ヶ岳と穂高連峰が眺望の主役です。
鏡平の池塘には、槍ヶ岳ははっきり映っていませんでしたが、山荘までの途中で素晴らしい写真が撮れました。
山荘で名物のかき氷を注文しました。氷は山中にあるものなのか聞いてみると、ヘリコプターで運んでくるとのことでした。そんなものでも空輸できるのかと驚きました。
焼岳と乗鞍岳
新穂高温泉への小池新道は、緩やかな下りが多くて歩きやすかったと思います。
ここからの、焼岳と乗鞍岳の姿も印象に残っています。乗鞍より500mも低い焼岳の方が大きく見えました。
山中4日間、最後のご飯はわさび平小屋のそうめんとトマトでした。
後半2日の天気の良さは今でも思い出せるほどです。初めての3泊4日の山行は鮮やかな印象を残しました。またこういう山歩きをしてみたいと思いました。
(登頂:2012年7月下旬)