心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

北アルプス・折立から新穂高への縦走(14) 双六小屋から新穂高温泉へ

2020年01月12日 | 北アルプス


薬師岳(2,926m)・北ノ俣岳(2,662m)・黒部五郎岳(2,840m)・三俣蓮華岳(2,841m)・鷲羽岳(2,924m)・双六岳(2,860m) (つづき)


 明日は新穂高温泉へ下るだけで、大きな登り返しもなさそうです。
 初計画の3泊4日の山行で、ここまで来られたことに安心感があります。
 双六小屋には公衆電話が設けられていました。ニュース番組の衛星中継のようなタイムラグがあり、度数はあっという間に減っていきます。
 その後、北アルプスでも携帯電話がつながりやすくなって、小屋に公衆電話があるかどうか確かめることはなくなり、登山の前にテレホンカードを買うこともなくなってしまいました。
 夕食のメインは天ぷらでおいしかったです。この日の夕食は3回転とのことでしたが、最後の3回転目は自分を入れて10人くらいの少人数だったので、2.2回転くらいだったことになるでしょうか。



 鏡平山荘

 昨日登った鷲羽岳が、歩くたびにどんどん小さくなっていくのが惜しい気がしました。
 最終日の朝は、槍ヶ岳と穂高連峰が眺望の主役です。
 鏡平の池塘には、槍ヶ岳ははっきり映っていませんでしたが、山荘までの途中で素晴らしい写真が撮れました。
 山荘で名物のかき氷を注文しました。氷は山中にあるものなのか聞いてみると、ヘリコプターで運んでくるとのことでした。そんなものでも空輸できるのかと驚きました。


 焼岳と乗鞍岳

 新穂高温泉への小池新道は、緩やかな下りが多くて歩きやすかったと思います。
 ここからの、焼岳と乗鞍岳の姿も印象に残っています。乗鞍より500mも低い焼岳の方が大きく見えました。
 山中4日間、最後のご飯はわさび平小屋のそうめんとトマトでした。
 後半2日の天気の良さは今でも思い出せるほどです。初めての3泊4日の山行は鮮やかな印象を残しました。またこういう山歩きをしてみたいと思いました。





 (登頂:2012年7月下旬)


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。