最近、温暖化が本当に身近に感じられるようになりました。
北海道で2月に雨など以前は考えられませんでしたが、最近ではごく普通のこととなっています。
厳冬期が厳冬期でなくなりつつあります。
凍らない湖も増えましたし、流氷の状態も大きく変わりました。
春に開花する植物は、長期間の低温を経ることで花芽形勢が誘導されます。
この現象は古くから知られていて、春化と呼ばれています。
最近は温暖化が身近なものとして感じられるようになりましたが、
温暖化により、地表面温度が一定以上まで上昇した場合は全く開花しなくなる場合もあるそうです。
また、開花に関わる遺伝子発現量と植物の窒素資源量との間には相関があり、
人間活動に伴う窒素量の供給量の増加が、豊凶に関連する可能性があるそうです。
いろんなことが目に見えないところで関わりあっています。