カルマや生まれ変わりという考えは一部を除いて仏教では一般的です。
現世で辛い思いをしている人は過去に過ちをおかしたのだとして、
差別や階層を正当化する人もいますが、
前世であまり何もせずに平穏に暮らせたことから、
敢えて、現世では修行するために、辛い運命を選択することも多いのだとか。
なんだか目からウロコなお話でした。
自分だけ良ければ周りはどうでもよいという考えで楽して面白おかしく過ごしたい、
というのは真に魂が望んでいることではないのかもしれませんね。
世の中の不平等がなくならないのは、いろんな立場を経験する必要があるからなのかもしれない。
とは思います。
思うだけで悩ましげなことでもあります。
失敗はすることを恐れて何もしないこと、それが最も悪いことということでしょうか。
そこに至る経緯、自分を信じて行動するということ、それが何より大事ということでしょうか。