今年もパイロット万年筆から限定グランセが発売されました。
初めて販売されたときは、手帳ブームともあいまって
ピンクは女性に人気で即完売になっていたように思います。
それまで可愛いパステル調のピンクや水色の軸を持つ万年筆で、
ちゃんとしたペン先を持つものは、ヨーロパのメーカーの高級ラインにはありましたが、
1万円という、金ペンの万年筆としては最安で
確かな品質の国産万年筆にはなかった色なので、
とても新鮮でウキウキしました。
桜をイメージした模様の綺麗なセルロイドの国産万年筆も限定で発売されていますが、
一流メーカーではない鉄ペンで、書き味や機構の作りにはどうしても見劣りがありました。
最近の限定グランセの軸は、当初の淡色とは違って、
マーブルやライン模様の入った、濃淡や艶のあるカラーが多く、とても綺麗です。
ただ、毎年春に販売されるようになると、既にかなりの本数を持っていることもあって、
購入するまでには至っていません。
白地に桜マーブルの入った限定が出ると、飛びつくと思います。
でも、本当は昨年、限定販売されたペリカン スーベレーン M600 ピンクが欲しい。
凄く綺麗です。一流メーカーですし。
その分高すぎます。