The Society of Alternative Medicine from 1987/代替医療学会

Structured Micronutrient:US PAT/TH FDA(Med), JP FDA(Food)

睡眠時間

2015-06-22 15:52:44 | 健康

睡眠不足と心臓疾患や肥満との関係が各種の研究で指摘されていることを踏まえ、米睡眠医学会がこのほど、適正な睡眠時間に関する初のガイドラインをまとめた。成人の場合で1晩に7時間以上の睡眠を取ることが望ましいと勧告している。

先月実施された調査によれば、米国人の睡眠時間は減少傾向にあり、1985年に7.4時間だった平均睡眠時間は1990年には7.29時間に、2004年と12年には7.18時間に減った。

ガイドラインの作成に協力した米疾病対策センター(CDC)も、睡眠不足を公衆衛生疾患と位置付ける。

米睡眠医学会の会長でワシントン大学のネタニエル・ワトソン教授は「7~9時間の睡眠が望ましい」と述べ、1晩の睡眠が6時間を切ると集中力の低下を招き、心臓病や脳卒中、糖尿病、肥満のリスクも高まると指摘した。

一方、睡眠時間の上限については、十分な検証が行われていないことなどを理由にガイドラインでは言及していない。

ガイドラインの作成に当たっては、睡眠時間と健康状態との関係について調べた調査や、被験者の睡眠時間をコントロールする実験の結果などを参照した。

これまでの研究では例えば、睡眠時間が7時間に満たないと体格指数(BMI)が上昇することや、睡眠が不足すると食欲を増進するホルモンの値が上昇して肥満につながり、肥満を原因とする心臓病や脳卒中などのリスクも増大することが分かっている。

睡眠不足の原因となる睡眠障害の危険性も指摘され、欧州心臓病学会ではこのほど、睡眠障害のある男性が心臓発作を起こす確率は2~2.6倍、脳卒中を起こす確率は1.5~4倍になるという研究結果が発表された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150622-35066277-cnn-int

 


炭酸飲料

2015-06-22 14:44:52 | 健康

炭酸飲料。時々無性に飲みたくなるとき、ありませんか? お風呂上りなど、飲むとスッキリサッパリ、実においしいですよね。でも、砂糖入りの炭酸飲料は、たくさん飲むと「2型糖尿病」「心臓病」などの、慢性炎症性疾患のリスクが高まることが既に知られています。

 このたび、さらに関節リウマチのリスクも高めるという報告が、ハーバード大学医学部関連病院のチームにより、2014年9月に発表されました。

●炭酸飲料とリウマチの調査

 関節リウマチは、本来自分の体を守るために備わっている「免疫」が異常になり、関節が腫れたり痛んだり、悪くなると変形したりする病気です。

 研究グループは、約19万人の女性を対象として、4年ごとに食事の状況を調査しました。そのうちの、砂糖入りの炭酸飲料を飲んでいる状況に関するデータと、病院の診療記録で確認した、関節リウマチにかかったかどうかの情報を照らし合わせて関連があるかどうかを解析しました。

●砂糖入り炭酸はリウマチリスク6割増

 その結果、何と、砂糖入りの炭酸飲料を1日1杯以上飲む女性は、無糖炭酸飲料を飲む女性や1カ月に1杯未満しか飲まない女性に比べると、血液検査で診断がつく関節リウマチの発症リスクが約6割も高いことがわかりました。

 さらに、55歳以降に関節リウマチを発症した人だけでみると、砂糖入り炭酸飲料とリウマチリスクは、より強く関連していました。

 血液検査で診断がつかないタイプのリウマチもあるのですが、そちらは砂糖入り炭酸飲料との関連はありませんでした。また、低カロリーのダイエット炭酸飲料は、関節リウマチのリスクとは全く関連がありませんでした。

 「炭酸中毒」と言われるほどに、炭酸飲料が好きな人は良く飲みますが、砂糖入りの炭酸飲料はリウマチや糖尿病、心臓病だけでなく、肥満にもつながりますし、飲みすぎには気をつけたいですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150622-00000017-zdn_mkt-ind