The Society of Alternative Medicine from 1987/代替医療学会

Structured Micronutrient:US PAT/TH FDA(Med), JP FDA(Food)

栄養ドリンク

2016-11-03 13:17:05 | 健康

米フロリダ(Florida)州で毎日4~5本の栄養ドリンクを3週間飲み続けた男性(50)が重度の肝機能障害で入院した症例について、通常は無害な成分の過剰摂取が原因だった可能性があるとするケースレポート(症例報告)が1日、英医学誌サイトで発表された。

 建設労働者の男性は、入院する2週間ほど前から腹痛に始まり吐き気や嘔吐(おうと)などの体調不良が続いていた。当初は風邪だと思っていたが、尿の色が濃くなり、肌と白目が黄色くなったため不安になったという。

 英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)の症例報告データベース「BMJ Case Reports」に掲載されたケースレポートによると、男性の食生活や習慣における最近の変化は「一般的な栄養ドリンク」を1日に4~5本飲み始めたことだけだった。

 診察の結果、男性は肝臓に重度の炎症を起こしていて肝機能障害の恐れがあることがわかった。これらの症状について、研究チームは栄養ドリンクの過剰摂取が原因ではないかと指摘している。

 レポートによると男性は3週間、1日当たり約160~200ミリグラムのナイアシン(ビタミンB3)を毎日摂取していた。毒性反応を引き起こす可能性がある値を下回ってはいるが、同様の症例は過去にもあったという。

 BMJによれば、ナイアシンが体内に過剰に蓄積されると肝機能などに悪影響をおよぼすことがあるが、男性が飲んでいた栄養ドリンク1本あたりのナイアシン含有量は1日の奨励摂取量の約2倍となる40ミリグラムだった。

 男性は入院から3日目に症状が消え、6日目に退院したが、その際にナイアシンが含まれる食品を一切摂取しないよう指示された。

 研究チームは、この男性の場合は栄養ドリンクと症状の関連性は単なる偶然だった可能性もあるとする一方で、今後への警鐘になり得るとし「今回の症例および過去の報告を鑑みたうえで、肝障害のある患者がナイアシンを含有する栄養ドリンクを摂取する際には注意を払うことを推奨する」とまとめた。

 男性にはC型肝炎ウイルスの感染歴があったが、研究チームは年月が経ちすぎているとして今回の症例の原因からは除外している。

http://www.afpbb.com/articles/-/3106589?cx_tag=pc_rankday&cx_position=4#cxrecs_s

 


鎮痛薬の過剰摂取、米国で低年齢層の入院件数倍増

2016-11-03 13:12:35 | がん

オピオイド系鎮痛薬の過剰摂取による入院件数が、1997~2012年の期間に、米国の子どもと若者の間で倍増したとする最新の調査結果が10月31日、発表された。

 米国医師会(AMA)が発行する医学誌「JAMA小児科学(JAMA Pediatrics)」に発表された報告書によると、鎮痛薬中毒の増加の主な原因として、自殺未遂や誤飲が挙げられるという。

 研究チームは、医師が処方したオピオイド鎮痛薬の過剰摂取で入院した1歳から19歳までの子どもと若者の患者1万3000人以上を特定、うち176人が死亡したことを確認した。

 入院件数の増加率は、1歳~4歳の子どもで205%、15歳~19歳の若者で161%に達した。

 論文の共同執筆者で、米エール大学医学大学院(Yale University School of Medicine)の疫学者のジュリー・ガイザー(Julie Gaither)氏によると、低年齢の子どもでは、鎮痛薬の誤飲が主な入院理由である一方、15歳以上の若者の間では、自殺未遂や自傷行為が、過剰摂取の理由の大半を占めているという。

 その他の10代若者の過剰摂取は、気分を高揚させる試みに起因すると考えられる。

 低年齢の子どもの間で、鎮痛薬の過剰摂取の件数が急増したのは、家庭内の両親や他の大人が、子どもの手の届くところに薬を置いていることが原因だと執筆者らは指摘。全体では、処方薬に起因する中毒症が、米国での傷害による死亡原因の第1位になっていると強調した。

 鎮痛薬の使用が近年、急増していることを受け、当局はその過剰摂取と依存症の大幅な増加に対して警鐘を鳴らしている。2012年に医師が書いたオピオイド系鎮痛薬の処方箋は、2億5900万件に上った。

 鎮痛薬を過剰に摂取した子どもと若者の圧倒的多数が白人で、全体の73.5%を占めた。また、そのほぼ半数が民間医療保険の適用を受けたことも、今回の研究で判明している。

 論文によると、米国の低所得者向け公的医療保険メディケイド(Medicaid)を受けている家庭の子どもと若者が鎮痛薬の過剰摂取で治療を受けた件数をめぐっては、その割合が1997年の24%から、2012年の44%に増加したという。

 

http://www.afpbb.com/articles/-/3106372

 


世界の平均寿命に大幅な伸び

2016-11-03 13:07:56 | 健康

世界の平均寿命は、1980年以降に10年増となる急速な伸びを示していることが、6日に発表された国際保健の包括的な概観報告書で明らかになった。 2015年の平均寿命は男性で69歳、女性で75歳近くになったという。

 英医学専門誌ランセット(Lancet)に発表された報告書「世界の疾病負担研究(Global Burden of Disease Study)2015」によると、寿命年数の増加分の大半は、特に過去10年間での、感染症による死者数の急激な減少と共にもたらされたという。

 人口が増加するなか、どちらも主要な死因であるAIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)/HIV(ヒト免疫不全ウイルス)と結核 (TB) を合わせた死者数は、2005年の310万人から2015年には230万人となり、その減少率は25%を上回った。

 同じ期間においては、下痢性疾患による年間死者数が20%減少しており、また2005年には120万人だったマラリアの死者数も、2015年には73万人となり、約3割の減少となった。

 この10年間で、195のうち188の国と地域で、平均寿命が上昇した。

 一方で、がん、心臓病、脳卒中といった非伝染性疾病については、2005年の3500万人から2015年には3900万人となり、その死者数が増加している。

 子ども支援の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)」英国支部のケビン・ワトキンス(Kevin Watkins)支部長は、ランセット誌に同時掲載された解説記事で「寿命が伸びるにつれて、非伝染性疾病の負担が、治療の付随コストとともに増大している」と指摘する。

 がん、冠動脈疾患、肝硬変、アルツハイマー病など、増加傾向にある非伝染性疾病の多くは、加齢に関連するものだ。

 皮肉なことに、寿命が伸びても、それに伴って体の不調を訴える不健康な状態での時間が増えていることを、100ページに及ぶ今回の報告書は明らかにした。

http://www.afpbb.com/articles/-/3103613?utm_source=yahoo&utm_medium=news


飲酒によるがん死者、2012年に36万人

2016-11-03 12:56:55 | がん

仏パリ(Paris)で開催の「世界がん会議(World Cancer Congress)」で2日、2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん関連の死者も約36万6000人に上るとする調査データが発表された。これらの発生件数は主に富裕国でのものだという。

 研究チームは、飲酒をする人としない人のがん発症リスクを比較し、がんの年間新規症例数の約5%、年間死者数の4.5%に、アルコールが関与しているとの結果を算出した。

 公式発表を控えた今回の予備報告書の共同執筆者で、国連(UN)の国際がん研究機関(IARC)のケビン・シールド(Kevin Shield)氏は、AFPの取材に「アルコールによってがんが引き起こされる恐れがあることに、多くの人が気付いていない」と語った。

 アルコールと最も強い関連性が認められたのは乳がんの新規診断例で、アルコールに起因する全がん症例の4分の1以上を占めていた。次いで関連が強かったのは大腸がんで、全体の23%だった。このことについてシールド氏は、特に乳がんでは「発症リスクが(アルコールの)摂取量とともに増加する」ことは明らかだと述べた。

 アルコールとがんによる死亡との関連について評価した結果では、食道がんで最も関連性が強く、次いで大腸がんが続いた。

 世界保健機関(WHO)の専門組織であるIARCは、アルコール飲料を「グループ1の発がん性物質」に分類している。これは、アルコールががんを引き起こすと考えられていることを意味するが、シールド氏によると、その発症機構については「正確には分からない」という。

 世界全体でみると、疾病負担が最も大きい地域は北米、豪州、欧州(特に東欧)などだが、発展途上国での飲酒量増加とともに、この傾向には緩やかな変化がみられると、研究チームは指摘している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161103-00000017-jij_afp-int


代替医療学会URL

2016-11-03 12:14:20 | がん

代替医療学会

https://socbhe.amebaownd.com/?frm_id=v.mypage-ownd--mysite--ownd

 

ヘリカル炭素学会

https://helical-carbon.amebaownd.com/?frm_id=v.mypage-ownd--mysite--ownd

 

構造化微量要素研究会

https://str-mn.amebaownd.com/?frm_id=v.mypage-ownd--mysite--ownd