The Society of Alternative Medicine from 1987/代替医療学会

Structured Micronutrient:US PAT/TH FDA(Med), JP FDA(Food)

肺がんや胃がんの「抗がん剤」は患者の寿命を縮める

2016-11-05 18:44:02 | がん

「抗がん剤 副作用」の画像検索結果

 がんに罹れば、医師は十中八九、抗がん剤の使用を勧めてくる。ところが、がんのうち9割を占める“固形がん”では「抗がん剤に延命効果はない」と語るのは、近藤誠医師だ。

「固形がんとは、肺がんや胃がんのようにがん細胞が塊を作るタイプのがんです。専門家は抗がん剤が“効く”と主張しますが、この場合の“効く”とは、単に腫瘍のサイズが小さくなるというだけのこと。腫瘍が数ミリ程度になると“消えた”ことになりますが、1mmあたり100万個もあるがん細胞が消滅することはなく、小さくなった腫瘍は、いずれ再発する。抗がん剤で固形がんが治ったケースは、一つもありません」

 抗がん剤は、正常な細胞にもダメージを与える毒薬。そのため、腫瘍が小さくなっても患者の寿命はむしろ縮まるというのだ。

「抗がん剤による乳がん治療の有用性を報告する論文でさまざまな条件での患者の生存曲線のグラフがあるのに、抗がん剤を投与しなかった患者の生存曲線が載っていなかった。そこで私自身が、論文中のデータから全患者の生存曲線を作ったところ、結局、抗がん剤を投与しない患者のほうが生存率が高いことがわかったのです」(近藤氏)

 製薬会社が抗がん剤の臨床試験に介入してきた1980年代以降の論文には、適切なデータ処理をしていればできるはずがない不自然な曲線のグラフが平気で掲載されているという。

「それが当たり前になりすぎて、若い研究者たちは、不自然なグラフだということすらわからないようです」(同)

【近藤誠氏】
医師。慶応義塾大学医学部放射線科・元講師。現在、近藤誠がん研究所所長としてセカンドオピニオン外来を開設。著者に『「余命3ヵ月」のウソ

 
http://nikkan-spa.jp/719955
 

水素、トルマリンは疑似科学、ネット記事でっち上げの代物

2016-11-05 16:55:42 | 健康

老化防止や睡眠改善の効果があると話題の一方で、もっともらしく科学を装った疑似科学との噂も絶えない「水素水」。一体、どんな人がハマっているのか。過去の疑似科学とされるものも含め、愛用者の傾向を調査した――。

疑似科学の信者たちに科学者の見解をぶつけてみた!


 疑似科学のなかでも、とりわけ美や健康を謳ったものに人はハマりやすい。そんな人たちに科学者の見解をぶつけたらどうなるのか。体の痛みを緩和させるトルマリンネックレスの愛用者だという吉田由美さん(仮名・62歳)。まずそのハマりっぷりを紹介したい。

「10年前、パート先の同僚から肩コリに効くと勧められ、近所のデパートで同じものを購入しました。『とても良い』と言われたのを信じて今でも使い続けています。はっきりと実感できたわけではありませんが、肩コリの症状は緩和された気がします。石の色も綺麗なので、洋服に合わせてファッション感覚で身に着けています」

 また、吉田さんは彼女の家族にもトルマリンを勧めているという。

「今年で94歳の母は関節痛に効くと、入浴後にトルマリン軟膏を腰や脚に塗っています。また、自営でパソコン業務の多い夫はパソコンが発する有害な電磁波をカットできると、部屋にトルマリン石を置いています。『頭痛が軽くなった』と喜んでいますね」

 そう語る吉田さんだが、疑似科学に詳しい明治大学の石川幹人教授は「トルマリンは肩コリや電磁波予防などに効果があると謳われていますが、疑似科学です。おそらく一度、効果があると思ったものに対し、何か調子が良くなったときはすべてこれのおかげだと思い込んでしまう『確証バイアス』だと思われます」と断言。この見解を由美さん本人に聞いてみた。

「気分的なものだから別にいいんですよ。でも、『まったく効かない』という人たちには政治的な裏を感じますね」

 

何が政治的かは不明だが、トルマリン輸入にはこんなエピソードがある。ある研究者が明かす。

「もともとブラジルで買った鉱山で取れた売れないクズ石のトルマリンを輸入業者が『健康効果がある』と謳って売り出したんですよ」

そもそも最初から完全にデタラメな代物だったようだ。

http://nikkan-spa.jp/1135406/2


マクロビ(菜食主義)で、動物性タンパク質不足で将来は寝たきりに

2016-11-05 16:50:08 | 健康

 ハリウッドセレブや成功者に続けと言わんばかりに、巷には意味不明な横文字の健康法が溢れる昨今。そうした「意識高い系」健康法にハマる健康オタクたちに残念なお知らせを発表する。

動物性タンパク質不足で将来は寝たきりに


 マクロビオティックの語源は古代ギリシャ語の「マクロビオス」(偉大な生命)だが、考案者は何と日本人。「玄米菜食主義」を意味し、ハリウッドスターの実践者が増えたことから世界的に広まった健康法だ。一見すると体によい感じがするのだが、おおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎氏いわく「残念ながら医学的根拠はまったくなし。肥満気味の人が減量目的で一定期間実践すると多少よいかもしれないが、間違っても成長期の子供に強要してはダメ。発達障害などを生じるケースも起こっているのです」という。

 また池谷医院院長の池谷敏郎氏は、極端なマクロビにハマり、肉や魚を食べない菜食主義を実践している患者を何人も診察してきたが、皮膚の状態が悪く、老け込んで覇気のない人ばかりだったと言う。

「アジア人と欧米人の腸内環境は異なるので、北半球の人は北半球のものを、南半球の人は南半球のものを食べるべきという、いわゆる地消地産的なマクロビオティックの考え方には一理あります。ただ、それと極端な菜食主義とはまったく別物。動物性タンパク質が不足すると、筋肉や抵抗力が不足して、血管が脆くなる、老後の寝たきりの原因になるなど、さまざまな健康被害が考えられます」

★医学的根拠はなし。子供は発達障害、大人は将来寝たきりに


http://nikkan-spa.jp/1150921



酵素は摂取した栄養素を消化吸収する手助け

2016-11-05 16:46:29 | 健康

ハリウッドセレブや成功者に続けと言わんばかりに、巷には意味不明な横文字の健康法が溢れる昨今。そうした「意識高い系」健康法にハマる健康オタクたちに残念なお知らせを発表する。

◆セレブのゴリ押しに騙されることなかれ

 「生酵素が体にいい」、「酵素でダイエットできる」……どちらも100%インチキであると言い切るのはおおたけ消化器内科クリニック院長の大竹真一郎氏。

「酵素は体内のタンパク質のさまざまな働きを助け、科学で言えば触媒の役割を果たしています。酵素はタンパク質からできていますが、体内で最終的にはアミノ酸に分解され、そのアミノ酸を利用して必要なタンパク質をつくります。従って、ただ単に酵素を摂取したからといって、もとの酵素がつくられるとは限らないのです」

 ミランダ・カーや藤原紀香など、セレブや芸能人には酵素愛好家が多数いるのだが……。

「酵素を食べても健康にはなりません。ただ、摂取した栄養素を消化吸収する手助けにはなります。そのため、まず食べ物を選ばないと意味がありません。タンパク質、あとはビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取することのサポートとするべきです」(池谷医院院長の池谷敏郎氏)

●酵素は栄養素の触媒にすぎず、単体摂取はまったく意味がない

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161105-01150923-sspa-soci