周りにいた女の子たちまでもが同じ質問をしてきた。
まず、左側に座っていた女の子もいきなり私の左腕に抱きついてきて、
(エッエー!!何?)
「私は綺麗ですか?私のことをどう思いますか?」
八次沢だった。
すると、私が最初に「美人ですね」と声をかけた はす向に立っている女の子が左足にしがみついてきた。
(オイオイ どうなっちゃってるのん?)
<読者諸氏、言っておくが作り話じゃないぞ、ノンフィクションだ>
今度は右横に立っていた女の子が近づいてきた。
するとリーダーの子があっちへ行けと手でつきはなした。
(エエッー? 何してはんの?
わけわからへん )
でもちょっとモテモテでどっかええ気分でもあり
この光景を会社の上司に目撃された。
ホールフロアの片隅で、華やかなチマチョゴリを着た若い女性たちの一団の中でおもちゃにされている私のなさけない姿を...
上司の目配せで(「何やってんだバカ。早くこっちへ来い」という合図)、助け舟を出され、その一団から丁寧にご挨拶をして早々に退散した。
(いやいやいや、韓国女性の情熱的な性格をはじめてそのとき知ったのでした)
冬ソナでも、チュンサンがクラスに転入してきて、女生徒のボス的存在のオチェリンが周囲の女の子たちに「彼は私がもらった。みんな手を出さないでよね。わかった?」というシーンがあったが、正にそのものの世界だった。
後々、いろいろなところで、韓国の女性から私の顔立ちが評価された。いい男という判断がされるらしい。
(人の自慢話などおもしろくないだろうが、まッ 参考までにきいてくれ)
相手が水商売の子なら話半分で聞く話だが、現地の女性(主婦・OL)や通訳さん、レストランのウエイトレスたちからも、「顔がきれい」といわれた。
日本では、生れてこの方、聞いたことのない言葉だった。
ところ変われば品変わる。日本の女性と美意識の基準が違うのか?
「でもいいや。モテモテだから」それだけで満足だった。
他の国へ行って「顔がきれい」などといわれたことは一切ない。
今でも韓国の女性に見つめられると誤解をしてしまうバカな私。
さて、次は別な国の話をしようか。
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