『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』
TBS系「金曜ドラマ」枠にて2016年4月15日放送スタート。
「結婚しようと思えばいつでもできる!」と高をくくり、充実したシングルライフを満喫していた
“上から目線”のアラフォーヒロイン・橘みやび(中谷美紀)。
女友達と訪れた割烹料理店で超毒舌な店主・十倉(藤木直人)から、“美人・キャリア・アラフォー”という
三重苦を背負った“恋愛弱者”に陥っているという現実を突きつけられる。
“39歳・独身・容姿端麗・年収1,500万円”の“最強の恋愛弱者”が
ドS毒舌恋愛スペシャリストから“恋愛術”を学ぶスパルタラブコメディ!
↑このちょっと分けのわからないキャッチコピーが仕掛けるねぇ
ドラマの原案は、「夢をかなえるゾウ」や「LOVE理論」などのベストセラーを生み出した著者・
水野敬也氏の『スパルタ婚活塾』。
『スパルタ婚活塾』とは、水野氏のブログ「ウケる日記」連載の人気コンテンツを書籍化した
恋愛マニュアル本。
従来、女性向けの恋愛マニュアルの多くは同じ女性目線で描かれているのが主流だが、
この作品は徹底した“男目線”で女性に対しての恋愛論を展開している。
故に、ドラマでもヒロイン・橘みやびがかつて(高校時代)の片思いの相手・桜井洋介(徳井義美)との
再会で(恋愛成就のための)女性向け恋愛マニュアルを下読みして事に臨む様は
可愛い女、物わかりがよく気の利く女を演じていた。
しかし、割烹料理「とくら」の超毒舌な店主・十倉(藤木直人)より
男のニーズを無視して頑張る姿(行動)は「キモイッ!」と一掃される。
では、
十倉「男のニーズを満たす行動とは...」
「ツッコミを入れること!」
みやび「ツッコミ ? 」
十倉「ツッコミとは、常に予定調和を崩すこと!」
「熱心に相槌を打つ、相手の話に関心を見せる...」
「そんな相手は、(男にとって)クソッ 退屈だ!」
「恋愛本に書いてあった?(相槌や関心を見せる行動)20代の女がそれをやればビンゴだろう。
だが、アラフォーがおんなじことやってどうするッ」
みやび「じゃぁ、どうすればよかったの?」
十倉「具体で示してやる...(再現シーンがアップ)」
ふむふむ、確かに20代女子にはない、
大人のパートナーとしての存在を男に印象付ける振る舞いだ。
このドラマ、極めて興味深い。
すぐに実践できる“徹底的な男目線”の恋愛理論が展開され、今までになかった
新しいスタイルの恋愛ドラマということだが、続けて観てみようかな。
39歳超プライド高いアラフォー独女 VS 超ドSな毒舌恋愛スペシャリストが織り成す、
スタイリッシュでリアルなスパルタラブコメディ!
勉強させてもらいます。
高校時代の二人の回想シーンになると
ユーミンの「春よ、来い」がBGMに流れます。
ときめいていたあの頃、甘く切ない思い出、ほろ苦い思い出も浮かんできます。
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