女とはどんな生き物?(番外編2)

2007-12-28 20:03:43 | 男と女話
 (前回は女子大生を3タイプに分けました。そして彼女たちのその後を追ってみましょう。以下は前述の人材コンサルタント会社のK社長のコメントも交えて書きますね。
 ここに30歳になったその後のAさん、Bさん、Cさんがいたとします。
 Aさんは企業の管理職になり、BさんはOL8年目で現在共働き、Cさんは専業主婦で子どもが2人います
 大学時代は仲が良かった3人ですが、現在はまったく交流がありません。
 A、B、Cどのコースであれ、女の30歳はとても忙しいので、違う国の住人と相手の立場を考えながら、友人づきあいする時間はとてもありません。

 ここで問題になるのは「単に時間がないから交流がない」ということではないのです。
 男なら学生時代に仲の良かった仲間と、時が過ぎ職場や立場を越えてもつきあいは続けられるものです。なぜなら男にとってのコミュニケーションの基本的概念は「情報の伝達」だから、違う国の住人との交流はいい刺激になるものです。 
 ところが女のコミュニケーションは「共感」によって紡ぐ世界。共感できない世界に生きているかつての仲間との会話にはカタルシスを感じることはできません。リラックスして本音で話すことはできません。

 同じように働いている管理職のAさんとOLのBさんなら話せるのではないかと思われるかもしれませんが、これがまたやっかいなのです。
 
 例えば、Bさんが本音で自分の会社のことや上司(管理職)の悪口などをAさんに話したとします。しかし、自身が管理職であるAさんは、OLのBさんが望むような相づちを打つことはできるかもしれませんが、心底Bさんに同調することはできません。なぜなら自分が管理職だから。
 もしかしたら管理職のAさんは内心では「あなた(B)はそういうかもしれないけど、上司(管理職)の云うことにも一理あると思うわ」と云いたいかもしれない。
 でも、反対意見のコミュニケーションは女の間では成立しないので、Aさんは黙って相づちを打つしかありません。
 Bさんの愚痴を聞いている間に、AさんはBさんの上司と共感してしまうという最悪のパターンになる恐れもあり、そうなるとコミュニケーションは見事に成り立たなくなります。


 
 つづく



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