日本神話はイザナギ側のお話である
イザナミ側のお話は別にある
イザナギ側の話とは
天津神側の歴史を意味する
イザナミ側の話は
国津神の歴史を意味する
天津神が次元降下した時
すでにその次元には国津神がいた
黄泉の国より帰還したイザナギの
禊により誕生した三神は
アマテラスとツクヨミとスサノヲだが
現世との狭間から帰還したイザナミが
産んだであろう神は何者だったのか
神には大きく分けて二つの源流があり
その融合と調和こそ神の本願であり自然の摂理である
イザナミの源流を引き継いだ神人がコノハナサクヤ姫であり
イザナギの源流を引き継いだ神人がニニギの命である
この御二方が天皇家の祖となった
しかしこの神話にもイワナガ姫にまつわる不穏な要素があり
イザナギイザナミの問題を引き継ぐ形になっている
器量の悪いイワナガ姫に向けたニニギの目は
黄泉の国の帰路でイザナミに向けたイザナギの目と同じであった
そして永遠の生命を貰いそびれ
死すべき運命となった
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