神から分化した意識は
眠れる意識として
種の状態で各次元の原子として旅を始める
それは高い世界から始まり
神界、魂界、霊界、精霊界と降り
物質界へと降りてくる
各階層において
その世界を構成する様々な生物や鉱物の材料として
あらゆる体験をした後に次元降下し
下の階層へと進んでゆく
果てしない時間をかけてあらゆる体験を内部に宿し
地の底まで辿りつくと
ついに意識の種が発芽し目覚める
目覚めた意識は
神の世界への憧憬を胸に
種の状態で体験した全ての世界の地図を思い出しながら
神という故郷への帰路を辿る
各階層の原子を束ねて身体を作り
神へと流れを遡る
身体を作る原子たちは
神から離れる旅路の途中にあり
目覚めた意識とは反対の向きを持つ
意識は神性を発揮し
進化へと向かう力である霊力を駆使することによってのみ
この流れを遡る事が出来る
霊力とは神の愛であり
神の愛を受け取る器によって
その寡多が決まる
神の愛を受け取る器とは
愛する力であり
それは自己を愛する事から始まる
神から遠ざかる力は退化させる力であり
それは自己を愛さない事によって生ずる
目覚めた意識にとって自己を愛する事は自然であり
それは神を愛する事と神の愛を受け取ることと
同義であり
即ち進化の道である
自己を憎む事や無視する事は
不自然な事であり
それは退化の道である
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