神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

Amieの仕事のことや趣味、綿の栽培日記など多岐にわたり投稿しております。Instagram→amie_inc.2016

コットン栽培と農薬の関係

2015-11-13 11:42:34 | オーガニックコットン
こんにちは。エイミーです。

昨日、ローソン100でチルド飲料のコーヒー、マウントレーニアシリーズのオーガニック豆で作ったカフェラテを買いました。有機コーヒー豆100%だそうです。よく行くローソン100でも初めて見たので常時ではないにしても、オーガニックの文字があったことに驚きました。



一消費者の私にとってもオーガニック、有機栽培は魅力的です。しかし、生産者にとっては、魅力的という悠長な言葉を使うのは不謹慎なほど農薬は深刻な問題です。

たとえば通常のコットン栽培は、農薬を大量に使用します。世界の耕地面積の2.5%にしか過ぎないコットン畑に、世界の農薬の10%が使用されています。毎年、コットン栽培の生産者30万人が農薬や殺虫剤などによって亡くなっているという統計もありました(WHO世界保健機関2012年12月13日閲覧)。オーガニックコットンは厳しい基準が設けられているので、安易に農薬を大量投入することはありません。

過度に農薬を使った土地が干からびると、農薬の色が残った草木も生えない土地になることを知りました。また農薬の使い方や適度な散布量を知らず、誤った方法や回数がさらに良くない事態を招いているというケースもあります。

キーワード:オーガニック、農薬、コットン、オーガニックコットン、有機
コメント (2)
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