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【美容業界のSDGs】使い終わったカラーチューブを車イスに〜「つかう責任」の実施

2022-05-16 18:01:08 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

前回の記事でご紹介したように、日本では人や環境に優しい製品を使用するなど、SDGsを意識しているヘアサロンが多いです。

SDGsゴールにも、12「つくる責任 つかう責任」と定められています。

 

しかし、美容業界のSDGs達成は、ヘアサロンの中だけでの取り組みでは難しいです。

使用する製品や設備への配慮など、業界全体で力を合わせて行動していくことが必要になってきます。

そこで今回は、ヘアサロン業界全体のSDGsに向けた取り組みの一つ、「ヘアカラーチューブリサイクルプロジェクト」をご紹介します。

 

◆ヘアカラーチューブリサイクルプロジェクトとは

MY・Gプロジェクトなどの収集業者や地方団体と、各地のヘアサロンが繋がって行っている社会貢献活動です。

ヘアサロンで使用済みのヘアカラーチューブ容器が、車椅子に生まれ変わります!

 

<ヘアカラーチューブ回収から車椅子ができるまで>

1.ヘアサロンから出る使用済みカラーチューブを回収

2.買取業者がチューブを買い取り

3.買い取りで得たお金で車椅子を購入、介護施設等に寄付

 

全国のヘアサロンや家庭で使用されるヘアカラーチューブの年間生産数は、なんと2億4000万個!

廃棄物として処理されてきた容器のアルミを、再資源化できないかと考えたのがきっかけで始まったのだそうです。

このプロジェクトはSNSや人の繋がりで広がり、現在では全国各地で取り組まれるようになりました。

参考:https://bbrecycle.jimdofree.com/

ヘアカラーチューブ容器をリサイクルすることは、環境保全活動の推進にもなります。

ゴミの削減、省エネルギー、二酸化炭素の削減、地球温暖化防止などは、SDGsゴールに掲げられている課題に深く関わるものばかりです。

普段はゴミとして廃棄してしまうものでも、サスティナブルな取り組みの一環として何かできないか?

ひとりひとりのちょっとした意識の変化が、後に地球や社会を大きく変える成果に繋がる可能性があります。

お客様を美しくして、喜んでいただくことがヘアサロンの仕事。

しかし、目の前のお客様だけではなく、地域社会にも貢献できること、地球にも優しくできることがあります。

 

ヘアカラーチューブリサイクルプロジェクトは、サロンの中だけではなく、美容業界全体が手を取り合って参加できる持続可能な社会活動です。

まずは誰でもすぐに始められる取り組みから実践すること。

このような社会活動に賛同するヘアサロンが増え、ゆくゆくは美容業界全体がサスティナブルに変化することを願います。

株式会社ANでは、美容業界だからこそできるサスティナブルからSDGsを加速させ、より良い社会の実現のために今後も取り組んで参ります。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。



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