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【株式会社AN】”子供の科学者”のように、社長自身も美容師さんもワクワクさせ続ける企業「リトル・サイエンティスト」【美容×サスティナブル】

2023-06-30 09:30:00 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。



6月は地球にやさしい活動について見直すことを、国主導で推進している月間です。今や世界中で推進されるサスティナブルな活動。中でも、ワクワクしながらより新しいサスティナブルな取り組みを推進している企業「リトル・サイエンティスト」をご紹介します。




衣料品業界から一転して、美容業界へのチャレンジへ

「子供の科学者」のように興味をもち、あらゆるものに目を向けてヘアケア商品開発に取り組む「リトル・サイエンティスト」。代表取締役である野村恭稔(のむら やすとし)さんは、もともとは化学メーカーにてバイオ関連の研究者として、新しい耐熱性プラスチックを作ることでロケットの部品に活用できないかという研究テーマで宇宙科学に携わっていました。

しかし景気悪化に伴い研究所は解散。地元に戻りウールの研究を始めたことが、ヘアケア商品の開発を始める契機となりました。

 

スーツの色落ちを抑え真っ黒にするバイオ技術を、髪の毛にも使えるのではないかと考え、化粧品メーカーに売り込み始めた野村さん。その事業は途中で終了しましたが、研究用機械を買い取ってくれた化粧品原料メーカーの一丸ファルコスから声がかかったことで、理美容向け商材の研究開発を任されるようになります。

 

そこから7年ほど経ったころ、自分で作った原料をよりよく使ってもらいたいという想いが大きくなり「リトル・サイエンティスト」を設立しました。

パーマやカラーなどで髪の毛がダメージを受けたり、加齢とともに髪の毛が細くボリュームが出なくなったりというお客様のために、根本的なケアをしたいという純粋な想いからのスタートでした。

当時の一般的に使用されていたトリートメントはシャンプーの付録的な扱いで、ヘアサロンへ行ったその日に家でシャンプーをしたら、トリートメントが取れてしまう程度の能力しかなかったそうです。

野村さんはそれくらいの能力しかなかったトリートメントを、高分子のケラチンを使って効果がより長く続くようにレベルを上げていき、ほぼ半永久的な効果となる「リケラエマルジョン」という商品を開発しました。




「人」の力によって営業力をカバー

上述したように研究開発力が高いリトル・サイエンティスト。しかし営業力の弱さが長年の課題でした。次第に取引をしていた美容師さんや異なる業界の方々が、だんだんと販売代理店の役割を担ってくれるようになりました。

しかし、一部代理店による商品の不正流通などの障壁にぶつかることになります。野村さんは信頼できる代理店にだけ商品を卸し、自社開発の原料を用いたオリジナルの「リケラエマルジョン」を開発することで、失った信用を取り戻すことに尽力されました。

 

さらに野村さんは、新商品の売上を上げるために、いち早くインスタグラムを始めて研究者として商品紹介することに取り組んだそうです。それにより、実際に商品を使った美容師さんがインスタライブやストーリーで取り上げてくれるようになり、一般のお客様からの問い合わせが増えていきました。

ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大によって、お客様がヘアサロンに行きづらい時期だったこともあり、お客様の自宅に商品を直送し収益をヘアサロンに還元する取り組みをしたことで、お店を閉めていても利益が出ると大変好評だったそうです。

送料負担を考えると、リトル・サイエンティストの収益的にはマイナス。しかしヘアサロン側から感謝されコロナ収束後に一生懸命商品を売ってもらえたり、一般のお客様もインスタグラムで紹介してくれるようになったりと「損して得とれ」精神でいたことで、信用を得ることができたのです。それにより、1ヶ月に30件程度だった申込が、今では200~300件にまで増えているそうです。

 

参照:https://www.beautopia.jp/118883/



サスティナブルな商品だけでなく、「人」を介することによってサスティナブルな販売方法をも実現しているリトル・サイエンティスト。

今後の展望としても、「子供の科学者」という名前通り、子供が初めて虫眼鏡を持って色んなものを観察するときのワクワクした想いを一生忘れないようにしたいと考えているそうです。

美容師さんはお客様に種まきをして、芽が出て、花を咲かせて実を結ぶ。つまりお客様に喜んでいただくための「種」として、美容師さんがワクワクするような商品を提供し続けたい、と野村さんはおっしゃっています。

 

「地球×人」「事業×人」「人×人」をミッションに掲げている株式会社ANも、引き続き様々な場面で人を助け・助けられながら、未来や人、社会への貢献をしていきます。




ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

また次回もお楽しみに。



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