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【美容業界×SDGs】時代に合わせて変化する美容業界の働き方

2023-04-21 10:00:00 | 日記

こんにちは。

株式会社ANヘアサロンの広報スタッフです。

 

突然ですが「ヘアサロン」と聞いて、皆さんはどのようなスタイルをイメージしますか?

「オーナーが所有するヘアサロンに、店長や複数の美容師が所属する」という形をイメージした方が多いのではないかと思います。

今まではヘアサロンに「雇われる」もしくは自身で「独立する」のどちらかの形で勤務するというのが、美容師のセオリーでした。

 

ところが、2019年から掲げられている働き方改革や、2030年までの実現が目指されるSDGsの意識が世間に浸透するに伴い、美容師の勤務の仕方やヘアサロンの在り方も少しずつ変化してきています。




現代の美容師の働き方

「雇われる」または「独立する」という勤務スタイルは、時間的制約や体力的な問題により、特に女性美容師の定着率が悪い傾向にありました。

結婚や出産などに伴いライフスタイルが変化しやすい女性にとって、長時間労働や立ち仕事という状況は、家庭との両立が難しい大きな要因となっています。


そんな中、2019年に施行された「働き方改革関連法案」によってそれぞれの生活スタイルに合わせて働き方を選ぶ、という風潮が広がってきました。

そこで「時間にとらわれない働き方」の代表として、以下のような働き方が普及してきています。

参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322_00001.html



◆パートタイム

フルタイムではなくパートタイムで働くことで、拘束時間の側面で辞めざるを得なかった介護・子育て中の美容師が現役で続けられるようになりました。雇う側からしても、即戦力を手に入れることができ、アシスタントから育てる必要がないというメリットがあります。

 

◆フリーランス・派遣型

「仕事自体は好きだが職場の人間関係に悩む」「独立願望はあるが店舗を持つことに抵抗がある」といった美容師のニーズがあるのが、フリーランス・派遣型の働き方です。時代の変化とともに、チラシ配り等で集客していた時代からSNS等で集客・ファンづくりを行うことができるようになったことも、後押ししているのかもしれません。

 

◆訪問型美容師

このブログでも以前取り上げた、高齢化社会のニーズにマッチした働き方です。介護福祉施設や病院等に美容師が赴いて施術をするスタイルで、持ち運び式シャンプー台などもあるため美容師は場所を選ばず、利用者も美容室に出向かずに施術できる点で好評となっています。

参照:https://www.tumblr.com/hpan/710726586766327808/





多様化する美容室の在り方

美容師の働き方が変化しているだけでなく、「場」となるヘアサロンの在り方も変化しています。

 

◆業務委託サロン

従来のような「雇用型」ではなく「業務委託契約」を交わすスタイルとなっており、基本的に成果報酬型が取られています。還元率はフリーで40-50%、指名制で50-60%程度が平均的なようです。

メリットとしては、集客はサロン側が行うため顧客を抱えていない美容師も働きやすくなっています。

一方で、業務委託にもかかわらず事実上の雇用契約となっているケースが散見されたり、2023年10月より導入されるインボイス制度によって、免税分をメリットとしていたフリーランス美容師が打撃を受けることで業務委託サロンが人手不足に陥る恐れがあるとも言われています。

 

◆美容室モール

1つのフロアに個室型サロンが複数入るスタイルで、日本では2021年5月に誕生したばかりの新モデルです。それぞれの美容師が独立したオーナーという形で、テナントの賃貸料を支払って利用します。美容師自身で集客を行う必要があるため顧客をすでに抱える美容師向けではありますが、美容室モール側での集客支援も準備を進めていたり、メニュー内容や料金は美容師側で自由に設定できるといったメリットがあります。

アメリカでは、450店舗以上を展開する「SOLA SALON STUDIOS」といった成功モデルもあり、今後の発展が期待されるスタイルとなっています。

参照:https://www.solasalonstudios.com/

 

◆シェアサロン

フリーランスの美容師が月額やスポットで利用料を支払ってサロンを利用するスタイルとなっており、利用料は「時間貸し+売上歩合」や「時間貸しのみ」などサロンによって異なります。

美容室モールと同様に、集客を美容師自身で行うことから顧客をすでに抱えている美容師向けと言われていましたが、最近ではシェアサロン側による集客支援の試みが始まったり、メニュー内容・料金を美容師側で自由に設定できるといったメリットがあります。

 

株式会社ANで運営する美容室もシェアサロンの形を取っており、複数のフリーランス美容師さんにご利用いただいています。社長の向山かおり自ら、利用希望の美容師さん達と面談し人柄を知ることで、サロンのコンセプトに共感いただいた美容師さんに気持ちよくご利用いただき、施術を受けたお客様からもたくさんの満足の声をいただき好評です。

参照:https://www.beautopia.jp/14504/2


日本国内の働き方改革だけでなく、世界中で目指されるSDGs目標8番「働きがいも経済成長も」の観点からも、美容師さんの働き方やヘアサロンの在り方の変化は重要なテーマであると思います。

参照:https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/8-economic_growth/

 

株式会社ANとしても、美容師さんもお客様も満足するシェアサロンの運営をすることで、性別・年齢関係なく美容師さん達がいつまでもイキイキと働くことができるサポートを、引き続き全力でしていきます。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回もお楽しみに。



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