先日購入したM39だが、ファイアリングプレートが割れていた。
古い玩具銃だし、リスクを承知でオクで購入しているので今回も良い勉強になったと思うことにする。
MGCのM59、M39は発火を存分に楽しんだ、酷使された固体が多い様だ。
左は一年ほど前に購入したM59のファイアリングプレート。大枚15kも投入して買った発火済みの固体だったが、バレルのデトネーターを止める芋ネジのねじ山が馬鹿になっていた他、エキストラクターが欠落していた。
そのM59の部品取りのつもりで購入したM39であった。
ニコイチにしてM59を組み上げようとするがエキストラクターがポロポロ落ちる。組もうとするたびに落ちる。
エキストラクターはただファイアリングプレートの穴に差し込んであるだけなので抜けて落ちるのである。どうりで買った時からエキストラクターが無いわけである。
ラボのアーカイブからGun誌の1980年8月号を取り出しジャック天野氏のモデルガン・ダイジェストをひも解いてみる。
エキストラクターの形状がぜんぜん違う。こちらなら落ちてなくなることは無いだろう。
手元のM59、M39はブリーチ部に鋼材が埋め込まれているので記事の形状のエキストラクターは鋼材に干渉して嵌らないであろう。
記事を見るとバレルはABSの地肌のままのように見える。手元のM59もM39もシルバーメッキである。試作品を元に記事を書いたのだろうか?
M59が初めてGun誌の広告に掲載されたのが1979年の12月号だとこの記事でジャック氏も書いている。だとすると、モデルガン・ダイジェストに掲載されるまで半年以上も開いている。当時はそのくらいのタイムラグがあったのだろうか?
M39は1980年の12月号の裏表紙に新発売の広告がのっている。M59の一年後だ。
1979年12月号の裏表紙。(MGC CUSTOM SERIES)だそうで、当時は高価なおもちゃであった。でもキャップ火薬は30年前から400なんだな。
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