高尾駒木野庭園

家の近くについ先週オープンした駒木野庭園に行ってみた。お医者さんのお屋敷を開放したものだ。庭園がウリの公園だが俺は建物のほうに萌えた。

この辺はプレウォー世代の古い民家がまだあって気になっていたのだが、この家は平屋が大正時代の建築で二階家は昭和初期に増築されたものだとか。屋敷内も見学できた。建具の寸法が現代と全然違うくておもしろい。全体が現代建築より八掛けくらいに小さい。

襖も張り替えてあるが建売住宅にあるような爽やかな柄なのでもうちょっとなんか無かったか？床の間もあるのに絵を飾っていない。なんか飾ってもらいたい。ハイキング客が大勢くることを見込んでだろうかトイレスペースも広く取ってあるようだ。最新式のシャワートイレがあるとなぜだか残念な気持ちになりそうなので入っていない。


お庭は公開するにあたり整備されたようだ。おそらくかなり作り変えてあるのではないだろうか？おおきなお池を中心にした広々とした日本庭園で心がおちつく。植栽がまだ植えたばかりで馴染んでいない印象だが、秋くらいには素晴らしい庭になっているだろう。
写真にくつろぎすぎのおじさんが写りこんでいる。






。案内図には”喫茶／売店”と書いてある部屋から庭を眺める。セルフサービスの冷水のサーバーが一台あるだけだが、無料だし畳に座って飲めるのでとてもありがたい。紙コップなのがさみしいが庭を眺めながらお水を味わうと戦前を舞台にしたドラマの登場人物になったような気持ちになってくる。上等の茶碗を持参してお茶を飲んでみたい。てか重箱にお弁当を詰めて和風ブランチとかしてみたい。復刻ラベルの瓶ビール飲みたい。ひっそりした雰囲気のまま、ここはあまり有名にならないでもらいたいなあ。

遠景に高尾の山々が連なっている。素晴らしい。卒業式のシーズンは終わったが、羽織袴の女学生が記念撮影なんかしたら絵になると思うよ。


帰り道、戦前チックな雰囲気に心を冒されてしまい、二十年ぶりくらいに大用商店に入ってみた。別に欲しくもなかったが七輪と鉄鍋を買ってしまった。鉄鍋で天ぷらを揚げたくなってきたのでこの前のツクシゾーンに行ってツクシを盗ってきた。犬のおしっこを洗ってハカマをとって茹でてあく抜きしてやっぱり手間がかかるなあ、と。昔の人は大変だったのだなあ。と。大用商店で買った鉄鍋は大きすぎて油がどんだけあっても足りないことに気づく。結局持っていた小さい鉄鍋で天ぷら揚げた。七輪も使わなかった。

D1グランプリ お台場

オートサロン行ったとき、次はD1行こうね！とＡＢチャンと約束していたのでD1グランプリinお台場に行った。

昨日の夜、ケータイを水没させてしまってので連絡がうまくいかなかったがなんとか待ち合わせて行くことができた。


お台場にはお昼ごろに到着。午前のレースは終わってｍｏｖｅのミニライブ中だった。Ｄ１マシンがグルグル廻る演出。
俺ら半端な雨合羽しかもってなかったので泣きそうになる。その後昼休みというか、インターバル。物販コーナーでさっき売り切れてたでっかいポンチョが再入荷していたので迷わず購入。屋台でワイルドターキーとかから揚げとかインド風ミルクティのチャイとか食う。雨がハンパない。会場は露天なので濡れながら食った。もうどんな過酷な世界でも生きていける気がした。



午後のレースのセレモニー。恵比寿マスカッツというアイドルの人達が出てきて歌って踊るがやはり寒々しい。手を振ったらマスカッツと目があって俺に大きく手を振ってくれた。ファンになった。フォローしようかな。



気づくともうすぐオープンするダイバーシティ東京のガンダムが見えるじゃないか。少し心がホッコリしたが雨はますます降ってきて涙が出てきた。

そしてそのあと午後のレースが始まった。写真なんか撮ってる場合じゃないので観戦に専念した。
ずぶ濡れで一時間くらい見ていたがＡＢチャンがまず根をあげた。俺ももう限界だったので試合途中だが帰ることにする。天気さえ良ければ最後まで見たのに・・・チケット高かったのに。






ガンダム。前潮風公園にあった時と違う大河原風のマーキング入り。プラモデルでは盾とビームライフルを持っていたのだが実機は丸腰だった。少し残念かな。ダイバーシティ東京はもうすぐ、四月十九日にオープンだと聞いている。予約しないと入れないらしい。

三つ葉のおひたし

去年、スーパーで買った三つ葉（スポンジに植えてあるアレ）を数本庭に放したら凄く増えた。親子丼の飾りにするには多過ぎるのでネットで検索したらおひたしにすれば良いと書いてあったのでやってみた。これは普通に美味しい。

多摩御陵の中

フェンス越しにフキが生えているのが見える。御陵の敷地なので犬のおしっこは浴びていないと思われる。手をのばせば取れそうだが、そんなおそれおおいこと考えるだけでも不遜である。

土筆 卵とじ おひたし リベンジ。

俺はこの年までツクシを食ったことがなかった。そりゃ田舎だったので廻りに幾らでも生えていたのだが「消費は美徳、大量生産品こそが最高」という考え方を刷り込まれていたようで、そこらへんに生えている草など睥睨していた。親に食べられぬのか？と問うたことはあるが「犬や猫がウンチしたかもしれないのでバッチい」と答えられたのを覚えている。

さてこの低成長時代。かつてはベースオブピラミッドの我らの家庭にもほんのいくらかの分け前があったようだが今は違う。食えるモノは犬のおしっこをあびた雑草だろうが食べて凌がないと生きていけない。慎太郎だか石森だかが街路樹の根元の雑草の所有権を訴えるなら俺は生きる糧を失う。







味に多少の後ろめたさを感じるのは国家にいまだ幻想を抱いているからだろうか？今の国の中心はシラケ世代。無気力無関心無感動の大和魂の欠片も持ち合わせぬ抜け殻がスーツを着ている連中である。期待するほうがおかしい。かといって俺ら新人類と呼ばれた世代はどうか？親になっても子供と同じゲームで遊ぶかパチンコに熱中するか。おっちょこちょいの間抜けばかりでこれも頼り無い。

土筆

天気はイマイチだったが、せっかくの休みなので毎年花見をする綾南公園に行った。
ポツリポツリと雨が降ってきたが、傘をさすほどではないレベル。コンビニで買ったニッカのポケット瓶とあたりめとミックスナッツとたこ焼きとからあげでゴージャスなお花見。俺のフィールドジャケットは真鍮ジッパーのランボーモデルなので雨に濡れてこそかっこいい。



帰り道、街路樹の根元にツクシ発見。採って帰った。勝手に採集して持ち帰るのはコンプライアンスということを考えれば間違っているかもしれない。

土筆はスギナという雑草の子供だそうでこの親がまたとんでもなくはびこる嫌われ者。好き好んでは栽培されない。なのでどうでも良い所に生えている。見かけはかわいいが悲しい生い立ちをもって生まれるのがつくしんぼう。・・・と自己弁護しておく。


食べたがアク抜きが不充分だったのかエグミがあって食べられなかった。

鳥さん ヒヨドリ メジロ

ヒヨドリ。スズメより大きくて鳩より小さい。見た目もパッとしない。




メジロは小さくてカワイイな。梅が似合う。ヒヨドリとは仲が悪いみたいで避けている印象。

昨日夜、スーパーで日本酒だけ買った。店員が「袋に入れますか？」と聞いてきた。前も同じこと言う店員がいたなあ。缶コーヒーじゃないんだから。アル中と間違われるだろｗｗｗ

鳥さん

キセキレイ。川の浅いところをチョコチョコ歩きながらなんか探している。けっこう歩く。




セグロセキレイ。この人も歩くのがすき。写真を撮ろうとすると俺も歩いてついていかないといけない。



シジュウカラ。枝垂れ桜の枝で遊んでいた。もう一羽いたのでデートだったのかも。

桜 咲き始め

会社の桜はもうめっちゃ咲いていたがこの辺のはやっと咲き始めた。




梅にメジロがいっぱい来ていた。向かいのお家が窓を開ける音でおどろいて逃げてしまった。
この鳥はウグイスじゃなくてメジロ。
桜と梅の違いは、サクランボの"人"みたいなのがついてるのが桜。

桜 椿

これは桜。咲いてるのも見かけるようになったが、この辺はまだ蕾がかたい。



裏山に入ったら椿が咲いていた。

前の、前のアパートのとき、椿さんという裸の大将みたいなジジイがいて、年中酔っ払っていた。一人称が「椿さん」。住人をつかまえては長話をする。俺も犠牲になった。「椿さん馬で勝った」とか「こんどトルコ連れてってやる。椿さんの背広貸してやる。背広着て革靴履いて行こう」とか豪快なことを言っていたステテコにランニングシャツで。資生堂の高級シャンプーのコマーシャルを見るとあの酔っ払いを思い出してしょうがない。