ネットトレードには不可欠であるIDやパスワードの保管はどのようにされているのだろうか。トレード用端末にこれらを保管しておくと、ハッキングを受け悪用される危険がある。筆者もidmというソフトで銀行の暗証番号をも含めたIDやPasswordを外付けHDDにて別管理している。このように、常時ネットに接続されるパソコンではなく外付けの記憶デバイス(HDDまたはUSB)にて別管理を行うことで、外部からの不正侵入に備えている方が多いようである。
また、トレードの合間にはYouTube等の動画をブラウズする機会も多く、参考になる動画等はダウンロードして外付けのHDDに保管している。中には、他人には公開できないようなきわどい内容のものもある。先に述べたパスワードのファイルやどぎつい動画ファイルは、その存在自体をも隠しておきたいのが人情というもの。
筆者は長年Windowsパソコンを利用しているが、その機能の中には他人には秘密にしておきたいファイルの存在を隠してしまう機能があることが分かった。例えば、外付けHDDやUSBメモリーに次のようなA、B、Cという3個のファイルがあるとする。
A、B、Cのうち、Cを秘密のファイルとして、これを隠しファイルにするには: Cを右クリック → プロパティを開く → 隠しファイルに☑をいれる。隠しファイルに指定したCのファイルのアイコンが薄い色に変化している。
次に上段のツールバーの「表示」を開き、☑が入っている「隠しファイル」のチェックを外すとCファイルが画面から消される。これで他人にファイルが開かれてもCファイルの存在は容易には気づかれない。
☑を再度入れるとファイルが表示され通常通りの利用を行うことができる。