トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

日々のトレード備忘録及びMT4/MT5に関する事項

宮田直彦氏のエリオット波動分析

2022-07-21 10:40:56 | 投資

 もう10年以上も宮田氏のエリオット波動分析を参考にしてきたが、氏の分析が外れた例を知らない。今日の円安は2年以上も前から警鐘を鳴らされていたが、当時の相場水準は105円前後であったから誰も本気には受け取ることができなかった。同様、年初見通しでは、日経225やTOPIXについても、大底を確認して上昇するのは本年後半との再確認もなされていた。

 一方、ファンダメンタル分析から、宮田氏の分析とほぼ同様の分析をされているのが、武者陵司氏である。テクニカル分析・ファンダメンタル分析の両大家が一致したところで、最近の両氏のレポートや講演の動画を紹介しておきたい。

三田直彦氏エリオット波動分析:ドル円、日経平均、金其の他

① 202207.19 レポート

https://www.m2j.co.jp/report/elliott-wave

② YouTube 動画:59分30秒から

https://www.youtube.com/watch?v=gX6LuxSC_Yk

 

武者陵司氏ファンダメンタル分析

① 2022/06.27レポート

https://www.musha.co.jp/attachment/629d4ebf-496c-4621-83d2-7d68ac1a01f4/bulletin_j_20220606.pdf

② YouTube動画

https://www.youtube.com/watch?v=dxm30lTIv78

https://www.youtube.com/watch?v=_Ys3WUXxE_Y

 

 

 

 


MT4 自分で引いたトレンドラインで自動売買!!

2022-07-19 00:34:37 | 投資

 

 自らMT4チャートに引いたトレンドラインに従って押し目買いや戻り売りもしくはトレンドライン・ブレークによる順張りの自動売買ができるなんて凄すぎませんか?

 実はMT4ではこれらの芸当が可能なのです。しかも5分足や15分足に引いたトレンドラインであれば自動取引では必要とされるVPSをレンタルする必要もありません。自分のパソコンを数時間オンにしておけば勝手に自動取引をやってくれるのですから、上値抵抗線や下値支持線を主戦略とするトレーダーにとってはもってこいの武器となるはずです。ちょっと外出してお買い物とかお茶をしている間に思い通りの取引をパソコンに任せておくことが可能なのです。

 MT4の可能性を最大限引き出したTrendLinePowerAutoTrade_MT4EAをこの度開発し、追ってMT Studio21.com社から公開を予定しています。その取扱説明書の冒頭部分を紹介すると次のようになっています。

以下取扱説明書より抜粋

 本品は、チャート画面にトレーダーが描いたトレンドラインに基づき、戻り売りや押し目買いといった逆張り取引から、上値抵抗線や下値支持線のブレークを狙った順張り売買に至るまでの取引を自由に自動取引できるMT4 EAです。従来、ほとんど目にしなかったタイプのEAであり、且つトレーダーが独自に引いたトレンドラインに従ったトレードを可能にすることから、絶対に人まねではない自動取引の妙味を味わっていただくことができます。また、VPSを利用しないトレーダーにも自己のパソコン上でデイトレ自動売買を楽しんでいただけることにも配慮を致しました。 

一、取引できるトレードパターン 

 本EAは次のトレンドラインによる取引パターンに対応しています。

① 上値抵抗線における戻り売り及び上値抵抗線ブレークでの買い

② 下値支持線における押し目買い及び下値支持線ブレークでの売り

③ 上値抵抗線・下値支持線両方を利用した上記①②の合成取引

③の発展形としては、三角持ち合い場面での上下いずれかへのブレーク狙いや上下一定価格レンジでの逆張り・順張り(上値抵抗線と下値支持線が水平線になる場合)にも対応できます。以下、①②③の順に従って説明します。

二、エントリーのロジック

① 上値抵抗線の戻り売り

 上値抵抗線が機能している場合、現値は上値抵抗線の下にあるのが通常ですが、時々ザラ場では上値抵抗線にタッチしたり、突破したりすることもあります。戦法としては、ザラ場にて高値が上値抵抗線に達した瞬間に売り参入する場合があります。一方でザラ場では高値が上値抵抗線に達したりそれを超えたりしながらも、終値ベースでは抵抗線を突破できなかったのを確認して、次のローソク足の始値で売り参入する場合もあります。本EAではトレーダーの好みにより、いずれかの手法を選択することができます。 

② 上値抵抗線ブレークでの買い

 通常、上値抵抗線の下にあるべき現値が終値ベースでその抵抗線を突破(ブレーク)した場合、EAはそれまでのトレンドが変わったと判断し、反対ポジションである売りを決済した上で買いのエントリーに入ります。ただし、抵抗線と呼称されるように、一旦ブレークした相場も元の抵抗線の内側に戻ってくる恐れもあります。したがって、完全にブレークしたと判断するに十分なバッファ(トリガー値)を設けることができます。終値で上値抵抗線を僅か1ピップ突破しただけではブレークと信じることはできません。デフォルトでは0ピップスとなっていますが、トレードの時間軸やトレンドラインの傾斜角等に応じて適宜このトリガー値を設定・変更する必要があります。 

下値支持線でのエントリーのロジックは上値抵抗線の場合と本質的に変わりません。

三、設定画面

四、注意事項

 トレーダーによっては、トレンドラインを3本以上引きたい場面があると思います。そのような場合には、同一通貨ペアのMT4チャートをもう一画面開いて3本目、4本目のトレンドラインを引いた上でそのチャート上にもEAを稼働させることになります。2個のEAが混線するのを避けるため、必ずマジックナンバーを別異にする必要があります。

以下省略。

公開先:MT Studio21.com