トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

日々のトレード備忘録及びMT4/MT5に関する事項

これは便利! ObjectGetValueByShift()

2016-02-23 09:29:25 | 投資
チャートに上値抵抗線や下値支持線を引いて順張り、逆張りのトレードをしている人は多い。
かくなる自分も30分足にサポートライン、レジスタンスラインを引いておいて、これらの
ラインをブレークしたら市場参入と構えることがあるが、大抵の場合、再びパソコンを立ち
上げた段階では既に時遅しということがしばしばである。

MT4チャートに描画した任意のライン上にカーソルをもってくると、その位置での縦軸の
Value(価格)が表示される。もし、現在のローソク足(シフト0)における支持線や
抵抗線の位置(価格)が分かれば、これをEAに取り込んで自動売買を行うことが可能と
なる。現にカーソルを移動させれば、現在位置どころか将来の支持線の価格まで表示
されるではないか。いかにこの値を捉えるか?

豊嶋先生の「メタトレーダー実践プログラミング」には、種々のEA作成例は紹介されて
いるが、トレンドライン等オブジェクトを利用したEA作成例はない。ネットで探して
みたが、ソースコードを公開した例はなかった。商材は存在するが、6桁台のタグが
ついている。どうせソース非公開の商材だし、とにかく自分で作るしかない。


2~3日呻吟の末ようやく発見したのが、ObjectGetValueByShift()というそのものずばりの
関数である。さすがは高級プログラミング言語CもどきのMQL4、やりたいことは何でもできる
環境が整えられている。

さっそくEAを試作して5分足で試してみると、見事にブレークを捉えてくれるではないか。
あとは、これに取引時間制限を付け、トレイリングストップを装備して終わり。自動売買を
しない人には、メール機能を使ってブレークの瞬間、携帯電話に知らせることもできる。
本当に使い勝手のよい関数だ。興味のある向きにはぜひトライしていただきたい代物である。



MT4 VQのパラメータ

2016-02-20 11:30:29 | 投資
VQは数あるインディケータの中でも実戦に即した相場分析指標の一つである。

FX界では一時の人気は陰り気味で、なかには酷評をする人もいる。このインジは
計算式が複雑であるため、十分中身を吟味して使いこなす必要がある。

たとえば、パラメータの一つFilterの使い方であるが、ソースプログラムを読むと
この数字はPointである。すなわちFX相場プライスの小数点以下の最小単位を意味
する。

VQの計算式では、「一定の計算値 + ⊿α」がFilterより小であれば、売り買い
のサインは出ない。巷間パラメータの最適値が提唱されているが、ほとんどがその
Filter値は1~5に限られている。けだし小数点以下3桁(ドル円)や5桁(ユーロ
ドル)の数値、1~5Point変動がFilter足りえないことは明白である。

このインジが公開された当時のプライス表示は、小数点以下2桁ないしは4桁であった
ため、10以下のFilterも十分に機能したが、現在では建値は小数点以下3桁ないしは
5桁が標準であるから、Filterの数値も10倍しなければならない。

Filterの数値は同一通貨ペアでも一定ではなく、市場時間別に変更するのも一つの
ヒントになりそうだ。

パソコン大変、ビデオが見られない、音声も出ない

2016-02-18 13:08:25 | 投資
1泊の入院を終え、帰宅後パソコンを開くと何か変だ!

まず気付いたのは、MetaTraderのアラートが出ても警告音が聞こえなくなった。
次に、パソコンに保管している録画デオを見ようとしたら、「Media Playerに問題が発生しました」とのことで再生不能、その上イヤホンが機能しないばかりかプログラムの起動音さえしなくなった。

ネットでいろいろ調べた結果、どうやらWindows10のアップデートが原因であることが判明した。
コントロ-ルパネルを開いて → プログラムと機能 → 機能の有効化無効化 → 「Internet Explorer 11」と「メディア機能」に入っているチェエクを外して再起動。 再起動後再び2か所にチェックを入れ直し再起動。

やっと、ビデオもYouTubeも視聴可能となった。

iCustom()関数のラインチェック

2016-02-03 13:58:44 | 投資
MT4に標準搭載されているIndicatorを利用してEAを作成する場合には、iMAやiBands等でラインの詳細は取得できるが、カスタム・インディケータの多くについてはiCustom()関数の書式やパラメータは直ちには判明しない。

本日Dr.EAのブログを読んでいたところ、カスタムインジケータの値を出力するEAとしてCustomChecker_EAが紹介されていた。大変重宝するEAなのでダウンロードさせていただいた。LineChecker.mq4として保存。
因みに、VQのiCustom()関数の書式は:
iCustom(NULL, TimeFrame, "VQ", Crash, 0, Length, Method, Smoothing, Filter, 6, SignShift )
売り買いサインはライン6で求められる。 買いは 1、売りは -1となっている。

該当ページは:http://www.dr-ea.com/meta-blog/metatrader-ea/customchecker-ea.html
http://www.dr-ea.com/meta-blog/ea-sakusei/vqea.html



Windows 10 のトラブルシューティング

2016-02-01 13:22:32 | 投資
Windows10にアップグレードして2ケ月になるが、本日厄介なトラアブルに見舞われた。

1)マウスパッドがいつの間にか機能しなくなった
マウスパッド左上のサインが点灯、W8.1と同様 FNキーとF5の同時押しを試したが反応しない。コントロールパネルを開いてデバイス設定タブを開くとマウスパッドが無効になっていた。これを有効に変更したところ正常に復した。

2)ディスプレー画面が異常に縮小
マウスパッドの異常を修復すべくファンクションキーをいじっていたところ、今度はスクリーンが縮小
画面を右クリックしても、W8.1当時のダイアログボックスは出てこない。ディスプレイ設定 → ディスプレイの詳細設定 → カストマイズで最大解像度を選択して適用で元の画面に復帰できた。