70代主婦の糖尿病日記~付録として京都つれづれ~

高齢に達した70代主婦が糖尿病に!
悪戦苦闘の毎日を、京都四季折々と共に記します

他国には無い、「教育入院」

2017-09-09 13:03:58 | 日記


いいですか?

「糖尿病教育入院」というものは、外国にはありません。
かろうじて、デンマークなどの国で、数日ぐらいの入院が有る程度です。
「日本糖尿病学会」は、昭和33年にできた団体ですが(古っ!)、未だに権威を持っています。

私は、退院後、その費用に驚きました。
いいですか? 一日の食費は一万です!! そして、私は三割負担なので、三千円となりますが、
内容は極めてお粗末。
白い飯大盛りに、タンパク質と脂肪の極めて少ないおかず、程度です。
朝飯は、白いパン一枚と低糖質のジャムちょっと、それから一切れの果物に牛乳・・・だけでした。

出るのは、野菜、野菜、野菜、それと少量の魚だけです。
おかげで、1kgは痩せました。
けれどもそれが何ですか? 単なる栄養不足で痩せただけじゃないですか?

これは、カロリー制限食というものが未だに糖尿病の指針となっているだめですが、
アメリカでは、2008年から既に「糖質制限食」に変えているのです。

もう一人だけ、同年齢の女性患者が居ましたが
「私が糖尿病になるなんて・・・」と呟いていました。つまりは精神的ショックの方が大きいわけです。
それというのも、糖尿病患者は、日本では忌み嫌われるからですよ。
「生活習慣がなっていない」という噂です。

私も退院後、有る人から
「糖尿病になったからにはもう治らないね、不治の病だね」
とどうどうといわれました。

私の場合、インシュリンを打つわけでもなく、そんなに重症ではなかったのですが、
例の長谷川氏のように
糖尿病患者=腎透析

と思われているようなのです。
これが一番由々しきことです。
正しい事実を知らなければなりません。治療はまずそれからなのです。



教育入院は本当に必要か!?

2017-09-09 11:56:06 | 日記

ところで・・・
この度、糖尿病に罹患したということで、某A病院に「糖尿病・教育入院」なるものを、約二週間致しました。

結論を言うと、「教育入院」は本当に必要な処置なのか?という事実です。
そもそも「教育入院」二週間なんて、今時、どんな病気でもやらないのです。それなのに、未だに糖尿病患者だけが「教育入院」なんて・・・どこかおかしくありませんか?

二週間自宅にも帰れず、ひたすら病院に居て、毎日六回の穿刺器具(せんし、と呼びます)を使った血糖値の計測、そして食事療法(これがかなり怪しい??)、それから各種検査と、場合によっては運動リハビリ・・・たったそれだけの為に、わざわざ二週間の入院って・・・おかしくないですか?

現在、カロリー制限という名のもとの「食事療法」が本当にいいかどうか、は実は不明なのです。
私は、半分以上の白米とちっぽけなおかずのみでした。白米はたんまりあって、少食の私には全部は無理でした! それでカロリーを減らしてもらったのですが、さつまりは白米が少し減っただけで、薬を飲んでいるのにもかかわらず、どうもさっぱり血糖値は落ちません。
当たり前です、白米はつまりは炭水化物であり、血糖の塊。おかずが増えなくては、全然血糖値は下らないのです。
といっても、野菜ばかりでは、結局「飢餓状態」になって、やはり身体に良いわけがありません。

それで、もてあました時間、私はスマホで、改めて「糖尿病」を徹底的に調べてみた所・・・

あらあらあら? 現在は糖尿病に対する治療方法が、幾種類か分かれていることに気付きました。
もともと少食の私には、カロリー制限なんかしたら、良くなるはずがないのです。
これ以上、痩せて不健康になっては、元も子もありませんよ。



昔ながらに「糖尿病はカロリー制限して、ガリガリに痩せること」と考えている人は、ご一考くださいね。
やせては駄目です、余程の肥満の人で無い限りは!
タンパク質たっぷりの料理を食べることなのですよ、結局は。

次回はもっと詳しく記しますね。