カタチあるもの

宇宙、自然の写真をメインに撮っていますが、時々、読書、日常出来事について書きます。

原子と体のスケール

2016-04-16 19:46:50 | 読書_感想

 

 前回のブログで人の体と宇宙の大きさのスケールは、なぜこんなにも違うのか??と書きましたが、体を構成する原子の大きさとのスケールもずいぶん違いますね。原子の大きさは、0.0000000001mで人の体の大きさは1.6m程度、人の体の大きさは、原子に対して16,000,000,000倍です。

 人の体の細胞の数は?と調べてみると、なんと約60兆・・・人類の総人口よりもはるかに多いんですね。

 それら一つ一つの細胞が分子、さらに原子から構成されているわけですが、これらの原子は、水で満たしたビーカーに花粉の微粒子を浮かべると、力が加わったわけでも風があるわけでもないのにランダムな動きを始めるというブラウン運動、これと同じように細胞の中で揺らいでいるらしいです。

 もし、細胞が10個の原子から構成されていて、それらの原子がすべてランダムに揺らいでいたら、10個の原子が好き勝手に動くわけですから、細胞はその形や機能を維持できない。100個でも1,000個でも10,000個でも維持できない。数え切れないほどの原子で構成されている時にはじめて、それらの原子の平均的な(統計的な)振る舞いとして安定した形や機能を維持できる。というのが体と原子のスケールがこんなにも違う理由のようです。

 世界の総人口は73億と言われていて、それらの大部分の人が地球という範囲の中で動いているわけですが、細胞の中の原子と同じように、全体としてみると一つの生命のように何かしら安定した形態や機能があるのかもしれませんね。細胞の中の原子の数と比べるとはるかに少ないですが。