スプリングスター
久しぶりに、夜のおでかけをしました。人形劇の仲間との新年会です。
3月の末に新年会?と思われるかもしれませんが。
新しい年のはじめての食事会を、新年会と呼んでいるのです。
予約してあるお店までは、バスで10分ちょっと。6時30分ごろ家を出て、バス停に向かいました。
バス停では、白い杖を持った男性が立っていて、話しかけてきました。
「バスの時刻に合わせて家を出てきたのに、運転手さんに気づいてもらえなかったのか、2本もバスにのれませんでした。バスの時刻が変わったのでしょうか?」と言います。
バスの時間を時刻表で確かめ、変わっていないことを伝え、次のバスに一緒に乗ることにしました。
バスが来たので、一緒に乗り込み、バスの中央の席に、前後して座りました。
そのときの乗客は、一番後ろに男性が一人。その前に女性が一人。
程なくして、歌が聞こえてきました。携帯?
いや、二人は、知り合いで何か話しているのかも。
でも、次のバス停で、女性は降りてしまい、後ろの座席には、男性が一人のはず。
そして、また歌が。あ~、やっぱり歌ってるよ~。それも、朗々と、気持ちよさそうに。
バスの中には、女性の運転士さんと、杖の男性と、私と、歌う男性。車内には、異様な空気が漂います。
「ははははは~っ」と、突然の笑い声。なんだ、なんだ、なんなんだ!?
後ろを振り向いて、男性がどんな様子なのか確かめたいけど、怖い。
やめて~、バス降りたい~。早く、着いて~。心の中で、必死に祈ります。
「※△〇■☆▼!!!」今度は、大声で叫んでます。
「お客さま、お静かにお願いします。」と、初めて運転士さんが注意をしました。
どうなる?これで、静かになるの?もし、突然、彼が立ち上がったら?
想像が膨らんで、恐怖はどんどん広がります。逃げたい。
でも、私の目の前には、杖の男性。この状況で、一人にはできない。
注意された男性は、それから静かになりました。それは、それで、やっぱり怖い。
緊張を解くことなく、やがて、バスは目的地へ到着。
運転士さんに、杖の男性の降りる場所を伝えて、バスを降りました。ほっ。
公共の乗り物を使う機会が少ないので、こんなハプニングは初めてでした。
あ~、怖かった
これから、バスや電車に乗るときは、扉の近くに立つことにします。
いつでも、避難できるように。
☆おまけの話☆
この夜、もう一つのハプニングがありました。
人形劇仲間と楽しく食事をしていたら、突然、部屋が真っ暗に
なんと、ブレーカーがおちたんだそうです。みんなで大笑いしました
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