処方された薬は4種類。
シュンの病気の治療が始まりました。
4月の検診で、肺に影が見つかってから、8ヶ月。
幾度かのレントゲン検査と、ツベルクリンと、血液検査と、CTと、内視鏡検査を経て、病名がはっきりしないまま、治療が始まりました。
肺に影があること、その影が広がってきたことは確かなのですが。
どの検査でも、結核菌が出てこないので、結核ではなく、結核の仲間の病気らしい。
二度目の内視鏡で採った組織の培養検査で、初めて反応があったので、何かの菌がいることは間違いがないらしい。
ただ、その菌の正体をつきとめるには時間がかかるので、とりあえず薬を飲みながら、経過観察をすることになりました。
結核を抑える薬には副作用があって、尿や汗や涙がオレンジ色になったり、肝機能が弱ったり、視野が狭くなったり、まれに神経障害をおこす、などの症状があるそうです。
今後は、肝機能検査や、眼科受診も定期的に行いながら、半年~1年くらいは内服することになるようです。
参ったなあ。
こんなふうに影ができて、結核菌が出ない患者さんは、10人に1人くらいいるそうです。
それって、かなりの数字なのでは?と驚いたり、でも、結核じゃないなら、感染源にならないと安心したり~複雑な思いです。
何より、自覚症状もほとんどないのに、病気と診断され、副作用のある薬を飲むことになったシュンの胸中を思うと。
ほんと、参ったなあ。