杏の読書日記プラス

本が好き。お昼寝が好き。こどもが好き。
読書日記から写真日記へリニューアル♪

県庁おもてなし課

2012-04-25 23:03:03 | 
県庁おもてなし課
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)



先日、川西蘭の新刊文庫本を買ったら、単行本が家にありました。
タイトルが違うので、買うときに気づかなかったのです
本屋さんに事情を話して、お取替えしてもらいました。
~で、お取替えした本が、これ。


高知県の県庁おもてなし課の職員掛水の奮闘する日々が描かれている作品です。
有川浩らしい展開で、故郷への思いが詰まっています。
もちろん、ラブコメも入っています。
でも、有川作品としては、はじけ具合が足りないかなあ。

おすすめ度 ★★★★☆


この作品の印税は、震災の被災地にすべて寄付されるそうです。
有川浩さんのコメントはこちら → 有川日記
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探偵ザンティピーの休暇

2010-10-25 20:56:02 | 
探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)
小路 幸也
幻冬舎

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☆あらすじ☆

マンハッタンに住むザンティピーは数ヶ国語を操る探偵。彼のもとに、日本人と結婚した妹サンディから「会いに来て欲しい」と電話があった。
北海道の旅館に嫁いで、若女将になった妹に会うのを楽しみに日本に向かったザンティピー。彼を待ち受けていたのは、小さな田舎町の秘密だった。さあ、謎解きのはじまり、はじまり~。


久しぶりに、本の紹介です。
小路幸也さんの新作で、文庫書き下ろし。ライトミステリーで、さらっと読めます。
登場人物がいい人ばかりで、やさしくて、温かい空気が漂っています。
探偵の前に事件あり、なので、人骨なんかも出てくるけど、怖い場面は全くなし。
子どもがいて、お年寄りがいて、小さな町では、みんなが家族のように暮らしています。
便利なものはなくても、豊かな自然があって、心地よい風が流れています。
ほっこりする一冊です。
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リテイク・シックスティーン

2010-04-19 23:25:53 | 
リテイク・シックスティーン
豊島 ミホ
幻冬舎

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☆あらすじ☆

高校に入学したばかりの沙織は、同級生の孝子に「あたし、未来から来たの」とうちあけられる。
本当は、27歳である孝子は、自分の人生をやりなおすために高校生になったという。
その言葉を裏付けるかのように、高校生活に積極的に取り組んでいる孝子。
進学校で勉強に励む日々を送りたい沙織も、そんな孝子に導かれ、同じクラスの男子・ちひろ、村山と関わっていく。
球技大会、学祭、海水浴、スキー教室。4人が送る高校一年生の日々。

豊島ミホが描く10代の日々。どうしてこんなに身近に感じるのだろう。
せつなさや苦しさが、痛いくらいに伝わってくる。
本を読んでいると、かつての自分がそこにいるような気がしてくる。

豊島ミホは、やっぱりいいな~。
次の作品も、すごく楽しみだな~。

と余韻に浸っていたら、なんとこの作品を書いたあと、休業しているんだって
アマゾンのレビューで、知りました。本人のブログでも確認しました。
何があったのでしょうか? 残念です。

レビューでも、書評でも、大絶賛されている『リテイク・シックスティーン』
おすすめ度は、★★★★★  ぜひ、ぜひ、読んでほしい一冊です。



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もうすぐ

2010-04-17 23:39:10 | 
もうすぐ
橋本 紡
新潮社

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☆あらすじ☆

ひとりの妊婦の帝王切開手術で、子どもは助かり、母親が亡くなるという事件が起きた。
医師の不手際が問題になり、一年がたった頃、逮捕され、医療裁判が行われた。
仕事でネット新聞を編集している由佳子は、友人に頼まれ、その裁判を取材することになる。
由佳子は、事件をきっかけにして、女性が子どもを産むということについての体験をかたってもらう掲示板を設けた。
掲示板に寄せられたさまざまな妊娠、出産の体験談。
そして、由佳子自身が体験することになる、ある出産。

~読んで、びっくり。
今までの橋本紡の作品とは、全然違います。
彼に、何があったんだ?・・・ブログで、近況を調べてきました。
子どもさんが誕生してました。そうだったのかぁ♪ 納得!

あまりにも大雑把な表現ですが、これまでの橋本作品は、どこか透明な感じがありました。
それが、この作品では、はっきりとした色を感じたのです。
これまでの橋本作品を内側から破って、外の世界へ飛び出してきた作品、そんな印象を受けました。

『もうすぐ』は、著者渾身の作品と言える、そんな一冊です。
おすすめ度、★★★☆☆

この作品に対する作者の思いは、こちら→ なぜ『もうすぐ』か。


☆おまけの話☆
手当たり次第、クリックして、やっと、リンクの張り方をマスターしました
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1Q84

2010-04-16 22:27:01 | 

本日、GET!

どんな話だったっけ?
BOOK1・2、もう一回読まなきゃ
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