川端裕人の新刊~
舞台は区立桜川保育園。登場人物は、新人保育士の田村竜太。
彼の同期は、中島ルミと秋月康平の二人。
竜太の担当は、一歳児クラスのめだか組。新人保育士としての苦悩、男性保育士としてのとまどいを感じながらも、「子どもが好き」という軸が彼を支える。
康平は、「男性保育士は最前線の仕事である」と意識して、この仕事を選ぶ。彼は竜太とは、対称的なポジションに位置するものの、やはり、保育士としての適性を持っている。
ルミは、個性あふれる二人の男性保育士の間で、自分は中途半端なのかも?と悩む。器用ではないけれど、不器用でもない。機転がきくとは言えないけれど、がさつというわけでもない。そんなルミに、「ハチオオカミ」との出会いが訪れる。子どもたちと「ハチオオカミ」の世界を共有できるのは、彼女しかいなかった。
この三人のほかにも、キャリア15年~頼れる存在の大沢恵子、柔和で独特の雰囲気を持つ久保佐智子、「子どもの仕事は、遊び。遊びの王様は、外遊び」という天野元気などが登場し、保育園での日常が描かれていく。
そこには、ちいさなこどもたちと、おとうさん・おかあさん、保育士たちの「いま」が在る。
~本を読み終えたとき、この本の中に入りたい!と思いました。
桜川保育園の子どもになりたい、子どもの保護者になりたい、保育士になりたい。
そのくらい、この本の登場人物たちは魅力的でした。
子どもが好きで保育士になった人にも、保育の現場で思うようにいかず、落ち込んだり、悩んだり、迷ったりすることがあると思います。
竜太や康平やルミは、仲間に恵まれているかもしれません。
でも、たった一人で立ち止まってる保育士さんもいるかも。
そんな保育士さんたちに、暖かいメッセージを送り続けた伝説のバンドがあります。
「トラや帽子店」~今は解散して、三人はソロ活動をしてます。
トラやの座長、福尾野歩は言ってました。
「あなたの保育でいいんだよ。あなたの笑顔がこどもを輝かせる」と。
竜太と康平とルミの保育を応援します。
これからも、ずっと。
できれば、続編も~と期待します。
川端さん、よろしくお願いします。
★★★★☆
舞台は区立桜川保育園。登場人物は、新人保育士の田村竜太。
彼の同期は、中島ルミと秋月康平の二人。
竜太の担当は、一歳児クラスのめだか組。新人保育士としての苦悩、男性保育士としてのとまどいを感じながらも、「子どもが好き」という軸が彼を支える。
康平は、「男性保育士は最前線の仕事である」と意識して、この仕事を選ぶ。彼は竜太とは、対称的なポジションに位置するものの、やはり、保育士としての適性を持っている。
ルミは、個性あふれる二人の男性保育士の間で、自分は中途半端なのかも?と悩む。器用ではないけれど、不器用でもない。機転がきくとは言えないけれど、がさつというわけでもない。そんなルミに、「ハチオオカミ」との出会いが訪れる。子どもたちと「ハチオオカミ」の世界を共有できるのは、彼女しかいなかった。
この三人のほかにも、キャリア15年~頼れる存在の大沢恵子、柔和で独特の雰囲気を持つ久保佐智子、「子どもの仕事は、遊び。遊びの王様は、外遊び」という天野元気などが登場し、保育園での日常が描かれていく。
そこには、ちいさなこどもたちと、おとうさん・おかあさん、保育士たちの「いま」が在る。
~本を読み終えたとき、この本の中に入りたい!と思いました。
桜川保育園の子どもになりたい、子どもの保護者になりたい、保育士になりたい。
そのくらい、この本の登場人物たちは魅力的でした。
子どもが好きで保育士になった人にも、保育の現場で思うようにいかず、落ち込んだり、悩んだり、迷ったりすることがあると思います。
竜太や康平やルミは、仲間に恵まれているかもしれません。
でも、たった一人で立ち止まってる保育士さんもいるかも。
そんな保育士さんたちに、暖かいメッセージを送り続けた伝説のバンドがあります。
「トラや帽子店」~今は解散して、三人はソロ活動をしてます。
トラやの座長、福尾野歩は言ってました。
「あなたの保育でいいんだよ。あなたの笑顔がこどもを輝かせる」と。
竜太と康平とルミの保育を応援します。
これからも、ずっと。
できれば、続編も~と期待します。
川端さん、よろしくお願いします。
★★★★☆
現実、今は4人の子供を育てていてミニ保育園のようでしたが。心の中に、やっぱり保育士への憧れは捨て切れていないのかもしれません。この本は是非読んでみたいです。
そんな私にとって、この本に描かれている世界は、少々まぶしすぎました。この本の住人になりたい、と強く思いました。
とても、すてきな本です