
三浦しをんの話題作、★★★★★
一年越しの思いがかなって、やっと読みました。
『風が強く吹いている』~今年の№1候補作品です。(ふたつめだけど)
☆あらすじ☆
寛政大学4年生の春、清瀬灰二は、万引きをして逃走中の蔵原走に出逢う。カケルの走りを見たハイジは、長年温めてきた「箱根駅伝」への夢を実行に移すべく、行動を開始する。
この夢に巻き込まれるのは、崩れかけのアパート「竹青荘」に住んでいる寛政大の学生たち。クイズマニアや漫画オタク、双子に司法試験合格者、アフリカの留学生など陸上未経験者が大半を占める中、十人で箱根駅伝に挑むと、宣言するハイジ。
ハイジとカケルを中心に、練習を始めた面々のそれぞれの挑戦と成長の物語。
箱根では、どんなドラマがまっているのだろう・・。
~とにかくおもしろくて、読み出したら止まらない本でした。
箱根での一人一人の描写が、とても胸を打ちます。
一本の襷に込める思いの深さが沁みてきます。
温かくてほろっとします。
いい小説です。
一気に読めちゃう本でしたね。
個性的なメンバーがおもしろいし、彼らの成長も楽しめました。
箱根を走る一人一人の思いがよく伝わってきて、ホロリとしました。
箱根を走るシーンは、涙なしには読めなかったです
どきどきして、わくわくして、もっと読みたい、でも読み終えたくない~そんな本でした