今日は、雨の一日でした。
仕事が休みで、何の予定もなかったので、重松清のこの本を読みました~
無限に続く時の流れのなかで訪れる死をテーマにした作品集。
「ひこうき雲」「朝日のあたる家」「潮騒」「ヒア・カムズ・サン」「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」の七編。
「潮騒」で泣いて、「ヒア・カムズ・サン」で泣いて、「「その日のまえに」で泣いて、ずーっと、泣き通し。
40代の俊治や和美が「その日」を受け入れようとしている姿、彼らを見守る友人や家族の姿にぐっときてしまいました。
彼らと同世代の私には、身近な人を見ているようでした。
「その日」は、誰にでも訪れる日。
でも、いまは、まだ先のことだと思ってました。
もし、「その日」が近いことを知らされたら、どうするかな?
そんなことを考えました。
深く、深く、心の奥に何かを残す、そんな作品でした~
★★★★☆
仕事が休みで、何の予定もなかったので、重松清のこの本を読みました~
無限に続く時の流れのなかで訪れる死をテーマにした作品集。
「ひこうき雲」「朝日のあたる家」「潮騒」「ヒア・カムズ・サン」「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」の七編。
「潮騒」で泣いて、「ヒア・カムズ・サン」で泣いて、「「その日のまえに」で泣いて、ずーっと、泣き通し。
40代の俊治や和美が「その日」を受け入れようとしている姿、彼らを見守る友人や家族の姿にぐっときてしまいました。
彼らと同世代の私には、身近な人を見ているようでした。
「その日」は、誰にでも訪れる日。
でも、いまは、まだ先のことだと思ってました。
もし、「その日」が近いことを知らされたら、どうするかな?
そんなことを考えました。
深く、深く、心の奥に何かを残す、そんな作品でした~
★★★★☆
彼も「その日」が近いことを知りながら、
最高のアルバムを作り上げ、予定通り全国ツアーのコンサートをご自身が楽しみながらやり遂げ、ファンには何も言わず、突然消えちゃいました。
彼は重松清氏の作品のファンでした。
重松氏もまた、若い頃彼らのファンだったそうです。
私たち(ファン同士のサイトで)がちょっと驚いたのは、
彼らのアルバムの中の歌詞と、
「その日の前に」の中の文章が数箇所微妙に重なり合ってたこと。俊治さんが自販機蹴るシーンがあるでしょ?
やりばのない思い自動販売機に蹴りいれて♪
って歌詞があってね。RadioDaysって曲なんだけどもね。ちょっとびっくりしてせつなくなったのでした。
星になったのはNSPの天野滋さん。
ご命日を彼のふるさと岩手県で過ごす予定です。
長々とごめんなさい。
「その日」がくることを知って生きていくことは、とても辛いことかもしれないけれど~突然「その日」を迎えるよりも幸せなのかなとも思います。
いろんなひとの訃報に接して、思うことは、そのひとのことを決して忘れない、ということ。たとえ、面識がないひとでも、忘れないでいようと思います。
想いを残していくひとの、想いを受け継いで生きていきたいです。それが、残された私たちの使命だと思います。