アルミニウムの同位体は ²⁷Al が安定しており、²⁶Al は半減期71.7万年なので安定に近い状態になっている。
²⁶Al ²²Na は超弦構造が似ているので類推する事ができる。
²²Naが9共有基盤構造を持つ完全形態であれば、安定している必要がありますが、 半減期 = 2.605 年であり、準安定状態のナトリウム同位体となる。準安定とはいえ、完全形態をもっている²²Naが崩壊するのには理由がありました。
9共有基盤構造を持つ完全形態にもエネルギー準位があり、9共有基盤構造の完全形態には、90、93、96、99 の4段階のエネルギー準位がり、9共有基盤構造を持つ完全形態の ²²Na のエネルギー準位を調べてみれば、99の支柱で構成された最上位のエネルギー準位をもっている事が分かる。
²⁶Al を調べてみれば、12共有基盤構造を持つ完全形態(117本の支柱で構成されている)になっている。これは、基底状態ではなく、エネルギー準位が一段階上の一番弱い励起状態である。
12共有基盤構造を持つ完全形態の基底状態は114本の支柱で構成されており、12共有基盤完全構造のエネルギー準位は、基底状態が114本、励起状態は117、120、123、126、129、132 があり、²⁶Alのエネルギー準位は基底状態に極めて近い 117 である事が分かる。
²²Na は、エネルギー準位が99の支柱で構成された最上位のエネルギー準位で励起する事で、半減期 = 2.605 年の準安定状態の同位体になっていた。そして、²⁶Al は、基底状態に次ぐ最下位のエネルギー準位で励起する事で、半減期71.7万年の安定に近い状態になっている。
アルミニウムの同位体は ²⁷Al が安定しており、 ²⁷Al は、13共有完全基底基盤形態を持っており、追加の支柱がない極めてシンプルな構造をしている。