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私は四回目、母は初めての参拝です。
今年は開創1200年ということで特別公開を色々やっていて貴重な体験でした。
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まずはバスで奥ノ院前へ。ここでお寿司と、ごま豆腐、五島うどんを食べ腹ごしらえ。
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色々なお墓があって不謹慎ですが面白いですね。ロケット型、ヤクルト型、福助etc
奥ノ院で参拝。奥のお堂で大量の水が噴水のようにでていてビックリ
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火事対策のようでとても珍しいことのようです。
地下の弘法大師の絵は見える人と見えない人がいるということですが、私は毎回見えるのですが母は見えなかったみたいです。
以前、ご一緒した方は一回目は見えなかったけど、二回目は見えたとか・・。不思議
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そして尼さんの有り難いお話を聞いた後、バスで金剛峰寺へ。
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ここでは日頃は天皇陛下がお泊りする部屋に飾ってある大きな桜の絵が特別公開。
桜の花びら一枚一枚が丁寧に描いてありダイナミックな絵にうっとり
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ここでもお坊さんの有り難いお話が・・。腹が立つことがあったら心の中で「あっそう」「まいっか」とつぶやくといいらしいです。まるで漫談のようなわかりやすくて面白いお話でした。
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その後は金堂へ・・。昭和九年に作られた高村光雲師作の大仏が初の御開帳。
運よく私達からお堂の中に入れることになり、まじかで参拝する事ができました。
男らしい迫力のある仏像で包み込まれるような眼差しに惹きつけられました。
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最後は霊宝館へ。高野山三大秘法の諸尊仏龕(しょそんぶつがん)、飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょ)、聾こ指帰(ろうこしいき)。特に弘法大師の書は魂が込められていて本物を見れるなんて感動でした。運慶作の八大童子像も・・。国宝の数々。本物は素晴らしい。
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全て5月21日まで公開です。これから桜も見ごろになりますし、おすすめです。
帰りは、なんばの高島屋でお寿司やお魚を食べ、久しぶりの親孝行ができました。
開創1200年に親子で高野山を訪れることができ、幸せな一生の思い出ができました。
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