叔母が89歳で人生を卒業しました。
昨日は茨城県ひたちなか市へ行ってきました。
駅に着くと、真っ赤な夕日が溶けるように沈んでいました。
そしてお葬式の今日は雲ひとつない澄みきった青空。
もともとお綺麗な方でしたが、天寿をまっとうした穏やかな美しいお顔でした。
叔母は4人の男の子を立派に育て上げた方。
息子や孫たちに囲まれて幸せな最後でした。
ずっと大分県日田市に住んでいらして、幼い頃、夏休みに遊びに行ったのを思い出します。
何十年ぶりで従兄のお兄さんたちに会うことができました。
たくさん遊んでいただいた幸せな時を思い出しました。
めったにお会いできない親戚も集まり、「久しぶりに皆様にお会いできて母も喜んでいると思います。」とご挨拶がありました。
黒澤明監督のオムニバス映画「夢」の「水車のある村」の中でお祭りのように喜び祝い行進していくお葬式のシーンを思い出しました。
「本来、葬式はめでたいもんだよ。よく生きて、よく働いて「ごくろうさん」と言われて死んでいくのはめでたい。」