無欲が智慧である。二つは別のものではない。それは同じである。無欲とは、心がどのような対象物に向かうことも差しひかえることである。智慧とは対象物が現れないことを意味している。別の言い方をすれば、自己以外の何ものも求めぬことが無執着、あるいは無欲あり、自己をけっして離れないことが智慧である。
『ラマナ・マハリシの教え(めるくまーる社)』 … 私は誰か ⇒続く
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ラマナ・マハリシの教え | |
ラマナ・マハリシ/山尾三省(訳) | |
めるくまーる |