見る者と、見られている対象物とは、ロープと蛇のようなものである。蛇という間違った知識が消えないかぎり、実体であるロープという知識はやってこない。同じように、実在するものとしての自己の実現は、世界が実在するという信念が消えてしまわないかぎり得られないだろう。
『ラマナ・マハリシの教え(めるくまーる社)』 … 私は誰か ⇒続く
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ラマナ・マハリシ/山尾三省(訳) | |
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