寒牡丹 2023-01-29 09:08:08 | 日記 雪国に来たる心地や寒牡丹季語 寒牡丹 冬牡丹の傍題 十二月から一月にかけて咲く牡丹。春、若い蕾を摘み取って花期を遅らせ、冬期に入ってから花を咲かせるのが冬牡丹である。花には藁苞をし、根本にも敷き藁をして保護する。一般的には初夏に咲く牡丹より花は小さいが真冬の園の中では華やかである。掲句 藁細工の防寒具を身に着けた牡丹は 昔の雪国の女の人の服装を思い出した。戦後の田舎の雪の日、角巻という毛布に身を包み外出をした婦人もこうだった。例句 米寿とは第四楽章冬牡丹 石野冬青