日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

25年目の弦楽四重奏

2013-09-28 21:06:44 | 映画・音楽
昨日は、なんだかPCのヒット♪(すごいタイミングで自分に必要と思われる情報に出会う)のよい日で・・・
このタイトルは映画の題名なんだけどね。
これです。
久しぶりに「見たい映画だ♡」と思って、土曜日に映画館に行くのは珍しいのですが(混んでるのが好きじゃないので)出かけてきました。
ワタシが見たい映画、というのは、以前フォーラムが大手町にあった時に上映されていた作品たちのような・・・まさに。週の半分以上は通っていたであろうあの頃。時代は変わり続けていて、ワタシが好きだったあのような作品たちは、どんどん行き場をなくしていくのだろうな・・・
でも、お腹いっぱい、自分が好きだと思える作品をみていた時間は血肉になっているからね。
おもしろかったです。音楽のエピソードとからめて登場人物たちの人生と重なっていくのがすごく。絵画の秘密を題材にした作品も多く創られているけど、音楽も想像が膨らむエピソードは多いですね。あ、そうそう、鳥のうた、のカザルスについて、人物像のおもしろい話がでてきたのですが、なんだかびっくりするくらい感動してた自分がおかしかったです。

フォーラムのロビーにジブリの熱風「憲法改正」ダウンロードされたコピーが置かれていました。こういうところは、さすがだな、と思います。
ワタシもダウンロードしようしようと思ってたら期限が過ぎてて・・・「しまった!」と思ってたから助かりました。読めました。

「あまちゃん」最終回でしたね。朝見て、再放送まで見てしまいました。あの作品はうれしかったですね。自分が住んでるところって素晴らしい!・・って思って・・いいんだよね!なんて、、お墨付きがもらえたような・・・はじめて言ってもらえたような。東北の人って、複雑なんですよ(笑)老若男女問わず巻き込んで感動させられる、っていうのは、今の時代に奇蹟に近いことなんじゃないのかな。みんなが、心のどこかで「こうなればいいのに」って思っているから=「豊かなわかりやすさ」だったと思います。でも、「貧しいわかりやすさ」は、まっぴらごめんだぜ、って感じです。