(写真は、こども病院6階付近から)
昨年6月に住所ごとの人口構成の指標を掲載しました。その後、住居表示の変更により、羽高町、あさはた1丁目、あさはた2丁目がうまれました。新たな住居表示に基づいて住所地ごとの人口構成指標を掲載します。人口は平成28年12月31日現在です。
※東は高齢者施設を住所地に住民登録している方だけのため高齢化率100%、北は施設に居住している方の割合が高く高齢化率50%超え、一方で漆山は子どもの割合が高く、それぞれ特別の事情がありますが、この地区を含めても学区全体の指数的には0.1ポイントほどの違いしか生じないので、これらの地区も含めて学区全体の数値としています。
麻機の特徴として、前回掲載した時にも書いたように、高齢化率は他の地域より高くなっていますが、65歳から75歳までの人数が75歳以上の人数よりかなり多くなっていることにあります。(65歳以上の内、75歳以上が占める割合は43%)
市全体では、65歳から75歳までと75歳以上はほぼ同じ人数です。市中心部も高齢化率が高く、田町、安西などは麻機学区と同じ高齢化率ですが、75歳以上の方が52~4%を占めます。市内で高齢化率が一番低い東豊田学区(21%)でも65歳以上の人数に占める75歳以上の方は麻機より多い48%になっています。
65歳以上の人だけの平均年齢を学区ごとに比べたら、麻機学区は一番若い方になります。
こうした数値からも、麻機学区の高齢化の特徴が読み取れます。
地域社会の成り立ちの違いから人口構成に住所地ごとの違いがあります。住所地ごとの特徴では次のようなことがいえるのではないでしょうか。
☆北3丁目、東1丁目は宅地造成により転入してきた人たちが70代80代を迎えていることを反映している
☆あさはた2丁目、北2丁目、北4丁目、北5丁目は、宅地造成による転入者が若干若く、65歳から75歳の人たちが多い
☆有永は、学区の中で唯一65歳から75歳の人たちが75歳以上の人たちより少ない地区になっているが、ここでかかえている課題は数年先には他の地区でも生ずる課題となる
☆北1丁目、北5丁目、東2丁目は、宅地造成が比較的新しく転入してきた年代が若いことと、小規模集合住宅の新築が多く、若い世代が多くなっていて、学区のなかでは子どもの人数が多くなっている地区