あさはた福祉館   =私たちのまち「あさはた」=

静岡市麻機地区のコミュニティ情報を発信します。
地域の支え合い情報の発信、交流をめざします。

サポーターズクラブ研修会 話し合いの様子

2017-03-16 14:53:39 | 活動紹介


サポーターズクラブ研修会でのグループの話し合いは、各グループ7~8人で、困りごととその解決策について付箋に書き、みんなが書いたものを模造紙に貼って同じような内容でまとめていくという方法で進めました。



9グループの話し合いの結果は次の写真のようにまとめられ、全体集会で各グループ2~3分の発表がありました。



それぞれのグループで、重点になることに多少の違いがありましたが、共通していたのは買物が大変、通院などの外出が大変、気軽に交流できる場がない、日常生活のちょっとしたことができない時の対応などでした。



書類などの様々な手続きが大変という意見や急な坂が大変という意見もありました。
これらは、高齢者等の個人が状況に応じてかかえる課題と言えます。

その他、困りごとが話せない、相談窓口がないなどという困った時にSOSが出せない、あるいはそれを受け止める仕組みがないといったことも出されました。また、災害時や緊急時の安否確認が不安という意見もありました。これらは、地域の仕組みとしてどうしたらよいのか考える課題と言えます。

グループによっては、高齢者に限らず、子育ての課題、障害者の課題等も出されていました。



地域の支え合いとして、分野に限らず課題があることが示されています。
多くの人が集まって意見交換することで、今まで見えなかった、あるいは共通の認識にならなかったことについて、より広く課題をとらえることができたのではないでしょうか。

解決策として、困りごとを話せないという課題については、SOSを出せるポストみたいなものがあると良いのではという意見がありました。
交流の場として、サロンが必要という意見があり、そこで趣味の仲間作りなどができる情報交換が行われると良いという意見も出されていました。

日々の生活の中で様々な大変さをかかえていることが明らかになり、そのことをどのように支えていくのか考える良い機会になりました。この研修会で話し合われたことをまとめて、今後の活動に生かしていくことが大切ではないでしょうか。
参加された皆さんは、ボランティアとして何かしなければという思いを強く持った人たちです。話し合いの中でいろいろなアイディアも出され、その力が生きていくような取り組みがこれから求められてくる、そんな感じのグループの話し合いができていました。

以上は、地区社協のまとめということではなく、参加した1個人としての感想です。


サポーターズクラブ研修会 話題提供概要

2017-03-14 20:05:50 | 活動紹介
サポーターズクラブ研修会における話題提供について、概要を掲載します。

≪地域の特徴≫
話題提供は、最初に麻機学区の人口構成の特徴について話しました。
特徴として、宅地造成で移り住んだ人たちが80代、70代となって、周辺地域よりも高齢化が進んでいること、移り住んだ時期によって年齢構成に違いがあり、70歳前後の人が比較的多いということがあります。
(詳細は1月25日の「住所ごとの人口構成指標」参照)

≪ボランティアの活動実績≫
次にサポーターズクラブの多くを占めるS型デイサービス、子育てサロンのボランティアの活動状況について別表のような実績があることが紹介されました。



≪支え合いのエピソード≫
続いて、高齢者等のかかえている困りごととその支え合いについて話しました。
困りごとについては、面と向かって聞いてもなかなか出てこないけど、具体的なことで聞けば、いろいろ出てきます。
民生委員の行う高齢者実態調査の時に、20項目くらいの例を出して聞いたところ、高いところのもの取る、電球を交換するという時に自分ではできないという人が多くいた、その時どうするかというと、子どもが来た時などにやってもらうという人が多かったということが紹介されました。
身内との交流があるから隣近所で何もしなくてよいというわけではなく、実際には、体調が悪くて外出できない時に近所の方がゴミ出しをしたり、視力が衰えて文字が読めなくなってきた人に、隣の方が回覧板の中身を伝えたりして助け合っている例もあることが話されました。
隣の異変に気付くようなお節介も必要だが、ご近所への配慮も大切とエピソードを交えて紹介しました。

時間の関係で割愛されましたが、困りごとはビッグバンということも話の内容として準備されていました。
何もないところからビッグバンと呼ばれる大爆発で宇宙が始まったということが定説になっています。困りごとも、平穏無事に何もなく過ごしていたところに、階段から滑り落ちて動けなくなるというように突然発生するものであり、その時にSOSが出せる、それに応えられる地域社会が求められるのではないかということです。

≪話し合いの課題≫
最後に、研修会での話し合いの中身として、今も地域での支え合いは行われているが、今後さらに必要と思われることをみんなで考えたいと提起しました。

参考として、7~8年後の麻機の状況想定(団塊の世代がみな75歳以上になった時)を次のように示しました。
 75歳以上の人    3000人前後
 介護認定を受ける人  1000人前後
 認知症の人      6~700人
 若い支え手      減少

具体例として、技術進歩が著しい今の時代に、5年先、10年先には車も自動運転ができるようになっているかもしれないので、車が運転できなく外出の足がない人でも利用できるよう、地域で自動運転車をシェアするような仕組みを考えてもよいのではという提起もおこないました。
また、市内の各地でサロン活動が取り組まれており、これは住宅事情で気軽に交流できる場がなくなっていて、それなら交流できる場を設ければよいということで行われている、そんな場がどうしたらできるか考えたいと提起しました。

以上

困りごと解決を考える=サポーターズクラブ研修会

2017-03-12 11:50:46 | 活動紹介


地区社協福祉サポーターズクラブの研修会が3月11日に行われました。
当日は、応援の市社会福祉協議会などの職員を含め70名が参加しました。



岡山地区社協会長等のあいさつに続き、広報部会長から話題提供が行われ、1時間ほど9グループに分かれて話し合いを行いました。
各グループの取りまとめは、応援の市社協や麻機千代田地域包括支援センター、東部保健福祉センターの職員に担っていただきました。



それぞれのグループで、参加者が困りごとについて思い思いに付箋に書き、それを同じような内容をまとめていきました。その後、解決策についても付箋に書き、張り出してみんなで考えました。
困りごとがあってもなかなか言えないのではないか。そのためには、何でも頼める場がほしいなど、様々な意見が出されました。



グループの話し合いの後、それぞれのグループの話し合いの内容が発表され、参加者の共通の思いが確認されました。
2時間半ほどの研修会でしたが、困りごとと解決策についてみんなで考えることができ、サポーターズクラブ活動の方向性を見出していく場になったのではないでしょうか。

話題提供の概要と各グループでの話し合いの内容については、引き続きここに掲載していく予定です。

遊水桜まつりが開催されました

2017-03-04 18:31:39 | 活動紹介


3月4日に、第2回遊水桜まつりが開催されました。
穏やかな天気で、多くのみなさんが会場に足を運んでいただきました。

(開会式)


会場には多くの出店が並び、来場したみなさんがいろいろ買い求めていました。



地区社協では、赤飯、甘酒、飲み物を販売しました。



赤飯は、遊水地に設けた田んぼで収穫したもち米を使いました。



赤飯のパックには、1年かけて子どもたちも参加した稲作で収穫したものであることを知らせるラベルを張りました。



会場には子供連れのお母さんたちも来ていました。



舞台では午後まで、地域のみなさんによる様々な出し物が演じられました。



今年は暖かな日が続いているためか、会場周辺の河津桜は散り始めていましたが、青空に映える花もまだまだありました。