昨夜は記事なし，お酒あり・・・彼女と一献

［この記事は Doblog に 2005-09-29 21:28:00 付で載せていたものです］

いゃあ，昨夜は飲みすぎました．
自分の娘より２つばかり上の子と二人っきり．
しかも個室．いけないオヤヂですなぁ・・・

でも，不純な動機からではなく，以前と比べて意欲が失せている・・・
と聞いたので，ゆっくり話をしようと思ったからです．
（一昨日の記事・参照）

個室を用意してくれたのはお店の計らいでしょう．
今月で退職される人のために一席設ける時に「静かな店がいい」とのことだったので，
その旨を伝えて，用意してもらったのと同じ部屋でした
（たぶん，お店には唯一の個室）．
今回は２名としか伝えず，それ以外には何も言わなかったのですが，
大事な相手なのだろうと考えてくれたのだと思います
（もちろん大事な相手ですが）．
６人は楽に座れるテーブルの部屋なので，
ずいぶんゼイタクな気分になれました．

・・・部屋の話は枝葉末節．
本題に入ります．
（本題がお酒の話なのか，育成面接の延長なのかは，キーを打つ指のみぞ知る）

先ずはお決まりの生ビールからスタート．
彼女はグラスで私はジョッキ．
おつまみは秋刀魚のお造り，ツブ貝の？？
（貝殻の中にスライスした身を入れて焼いたもの）・・・
これらは私のオススメ，
彼女が頼んだのはコマイ(氷下魚）の炙り焼き，地鶏の手羽先焼き・・・
後は忘れました．

ビールでは緊張がほぐれません（私のこと）．
彼女は差し向かいのお父さんのように感じているらしく，
ちょっと緊張するよねと言ったら，そんなことないです・・・ですって．
・・・男性と見られていないようで，ちょっぴりサミシイ．

ビールは１杯だけにして，ナントカ司という芋焼酎のボトルに切り替えました，
お互いにオンザロックで（彼女，けっこうイケル口です）．
オイモさん３杯目になると私も少し（というか全く）緊張感が薄れて，
昨日渡した本は読んだかなとか，
（意欲が薄れてきたと感じる）原因を考えてきたかな・・・
などと聞けるようになりました．

やはり自分でも分かってはいないようでした．
私も上司面する気はありませんし，
仕事自体が低調になっているとは思っていないので，
もう少し時間をかけようと思いました．

一過性のもの・ハシカのようなものであるならやがては消失するでしょうし，
彼女自身や仕事が別の状態になるようなら
できるだけ早く別のアクションを取ろうと思いました．

・・・酔っ払いオヤヂの勝手な論理かも知れませんが・・・
昨夜の飲み会を４部構成だとすれば，
第一楽章は酔いが回り始めるまでのプロローグ，
第二楽章はオシゴトのお話，
第三楽章は酔った勢いの雑談，
終楽章は彼女からの反撃．
・・・これって，シンフォニーではありえない構成．

実は，私は今の上司が嫌いで（能力的にも優れているとは思えないので），
それが彼女にも分かっているようで・・・
芦田っちさん，「今日は腹が立ちませんでした？」なんて聞いてきたのです．

＃　話題の上司（普段は別の拠点で勤務）が私たちの勤務地に来ていました．
　　せっかくなのでひとつ相談をもちかけたら，
　　ろくに話も聞かず資料も見ないであれこれ言うので，
　　私は途中からユーザへの返信を考えたり，
　　視線を外したりしていました（かなり失礼な態度）．
　　その横に彼女が座っていました．

腹が立ったのは事実で，それが彼女にも分かったのも確かでしょうが，
年齢が半分未満の人を前に
「そうだよ，腹が立ったよ．あいつが正しいと思うかい？」
なんて口が避けても言えないですよね．
美人を前に（オイモさんはもう一本のボトルに変わり）
すっかり忘れていたことを思い出さされて，
痛いところを突かれたような気分になって，
ついグラスに手が伸びて・・・
ど～もイケマセン．すっかり酔ってしまいました．

お店を出て，新装工事中の地下街に降りる階段でころんでしまいました．
転げ落ちることはなかったのですが（数段は落ちたかも），
立ち上がってからもう一度転んでしまいました・・・
期待を裏切るようですが，３度めはありませんでした・・・

今日，帰宅して見たら
昨日のスーツの上着に黒い毛玉がぽつぽつと付いていました．
彼女のカーディガンから出たものです．
彼女の椅子の背もたれ部分（合成繊維）にたくさん付着していて，
会社を出る時に取っていたことを思いだしました．

モヘア状のカーディガンだったので静電気とか摩擦で椅子に付着したのでしょう．
それが私の上着に付いていたということは・・・助け起こされたのかなぁ．
転んだことしか覚えていません・・・　^_^;

彼女は私の半分くらいは飲んだはずですが，
外見上の変化は全くありませんでした．
変化に気付くには私が飲みすぎていたのかも知れませんが，
（お酒に）強い人のようです．

からかい心からか，ちょっとイジワルしちゃおう的な気持ちだったのかは
本人に聞いてみないと分かりませんが，
「腹が立ちませんでした？」発言にはすっかり参りました．
逆襲されちゃったと思いました．

＃　もしかして同情されたのかも知れません・・・
　　それにしても痛いところを突かれてしまった．
　　慙愧の念がグラスを重ねさせ，階段転げにつながったようです．

【後日談】
　　翌日，私は八王子に出社（どうにか遅刻せずに到着）．
　　彼女は午前半休を申し出て，結局，まる一日お休みになりました．
　　後で聞いたところ，帰宅バスから降りたら気持ち悪くなったとのこと．
　　オヤヂは即効性でも，若い人は遅効性なのかも知れません．
　　運動後の筋肉痛は翌日とか翌々日に来るのがオヤヂ体質なのですが，
　　アルコールは別なのかも・・・