ちょっと大げさなタイトルを付けました。
人目を引きたかったこともありますが、
そう考えざるを得ない理由を見つけたからです。
マイクロソフトの収益構造です。
2015年、Windows 10 が登場しました。
世界の Windows マシンの過半数がすでに 10 になっています。
しかし、Windows の稼ぎは全体の 10% に過ぎません。
対して、Microsoft Office は 34%。
# Microsoft Office 互換で、無償のソフトがいくつか出ています。
ずっと前から期待して横目で見ていましたが、
互換性は十分とはいえません。
企業で標準的に使われてきた結果、Office ファイルは資産となり
おいそれと乗り換えるわけにはいきません。
定期購読型の Office 365 もあり、
収益構造はこのままで推移するのでしょう。
Windows 7 や 8.1 から 10 に乗り換えた(強制移転を余儀なくされた)人は
お金を払わなくてもずっと 10 をバージョンアップできます。
Windows で儲かるのは
別途 Windows 10 のライセンスを買ってくれた場合か、
新しい Windows パソコンを買ってくれた場合くらい。
それなのに年に2回の大型アップデート(Feature Update)と
毎月の更新プログラム(Quality Update)・・・
儲からない事業に注力し続けることは(昔の日本の会社ならともかく)
株主を気にする企業にはできません。
どこかで手を抜かざるを得ない。
手を抜いているわけではないでしょうが、
十分なリソースを投入することは難しい。
かくして、Windows 10 は十分な品質を担保できず、
バグを残したままのリリースとなる・・・
・・・余談です。
お金持ちのマイクロソフトですから収益はともかく
、信頼を失うことはできません。
年に2回の大型アップデート(Feature Update)は続けられず
更新頻度を減らすことになると思います。
個人的には年に1回で十分です。
皆さんはどうお考えですか?
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