北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

笑って誤魔化せ,自分の失敗 -2-

2008-03-09 09:25:30 | PC
> やってしまった,PCが起動しなくなった.
> 電源投入直後,ビープ音が3回・・・ピー・ピー・ピー.

使用マザーボードは (Intel) DG33FB.
名前から類推できるとおり,G33 チップセット,
グラフィック機能内蔵の廉価版である.
FSB は 1,333 MHz に対応しており,
Core 2 Duo E6850 が 1,333 MHz で動作している.

だが,メモリは 667 MHz 動作というアンバランス.
メーカの仕様というか定格では 800 MHz で動作するはず.
なので,BIOS の自動設定を解除し,手動で 800 MHz にした.

そしたら,冒頭の引用部となった.
DG33FB のマニュアルによると "No Memory".
Intel サイトによると 「ベース 64 K メモリーエラーが検出されました」.
(右上画像)
.


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CPU や各種バスのオーバークロックをした結果
PCが起動しなくなった場合は BIOS を初期状態にするのが常道.

ジャンパピンを Clear CMOS などと表記されている位置にすればよい.
これまでに何度か経験し,BIOS CMOS の活線挿抜をしたこともある.
なので今回も BIOS を初期化してみよう.

女房マシンで Intel サイトからマニュアルをダウンロードし検討開始.
(右画像)
ジャンパを「リカバリー」にして,BIOS を書き換えれば良いのだ,と思いこんでしまった.

BIOS を書き換えるため,ブータブルCD with BIOS を作った.
が,ブートしてくれない.
相変わらずビープ音・三連続である.

ここで落ち着いて頭をクリアにすればよかった.
CMOS クリアの前に頭をクリアすべきだったのだ.
が,焦ったオヤヂはより高速なメモリを発注した.

考えてみれば,BIOS 書き換えのためには DOS や Linux などのOSを起動しなければならない.
OSが起動してはじめて書き換えユーティリティが動作できるのだ.
メモリが動作しない状態でOSが起動するはずがない.

それに気付かなかったオヤヂはおイモさんに逃避した.
メモリが届くまでPCが使えない,暫定的には女房マシンを使えばいい,
果報は寝て待て,寝るにはおイモさんが一番だ・・・

で,おイモさんを熱源として「二十世紀(下)」を読みながら寝てしまった.
.


----------------------------
朝3時過ぎに目が覚めた.
「二十世紀(下)」の続きを始め,読了した.

ひらめいた.
やはり果報は寝て待て,である.
もしかしてジャンパ設定の解釈を間違えていたのではないか.
「Recovery」ではなく「Configure」とすべきなのではないか.

マニュアルによると,「Configure」 は BIOS パスワードをクリアするために使うとのこと.
オヤヂはパスワード設定などしていないので,「Configure」 は無関係と思い込んでいた.

で,ジャンパピンを 「Configure」 にして,PCの電源を入れた.
起動した,ビープ音は鳴らなかった.

BIOS セットアップ画面が表示されたので,メモリ速度を 667 MHz に戻した.
もちろん Vista も起動し,問題は無くなった.

・・・で,タイトルは「笑って誤魔化せ,自分の失敗」である.

失敗・勘違いはごまかしようがない.
明明白白の事実である.

唯一,笑えることがある.
欲しかった高速メモリが手に入る.
もう発注してしまったんだもの,その事実は変えようがないでしょ.
女房殿の目がつりあがると思うが,オヤヂは平身低頭すると思うが,
心では笑みを浮かべることであろう.

# ちなみに今度のメモリは DDR2-1200.
. . FSB と等速にはできないが,今よりは速い.
. . ベンチマークをしておこう・・・ (^。^)


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