月例の Windows Update。
今月 12月の更新プログラムに不具合がありました。
今月は対岸の火事ではなく、自分にもふりかかってきました。
不具合をかかえたままリリースする（事前に不具合を発見できていない）のは、
レイオフにより検証・テスト要員が大幅に減ったから・・・との論評もあります。
【関連記事】
Microsoft cuts another 3,000 employees as part of its layoff of 18,000
Windows Update , Microsoft finally withdrew KB3004394 frequency error
さて、以下は自分にふりかかった話です。
オヤヂのメインＰＣは Windows 7。
動作確認用に Office 2007, 2010, 2013 をインストールしています。
サブのノートＰＣは Windows 8.1。
使い慣れた Office 2010 だけが入っています。
いずれも 2014年12月分の Windows Update（重要な更新プログラム）を適用しました。
なんてデカいサイズなんだろう・・・
といぶかしく思いながらも、アップデートは完了。
その時点で不具合は分かりませんでした。
が、一昨日、某所からメールが届きました。
Excel でボタンがクリックできなくなった、当該ファイルを添付する・・・
これはオヤヂが作った（某所に置き土産にしていた）マクロ付き Excel。
ノートＰＣ（Windows 8.1, Excel 2010）で開いて、動作確認しました。
問題なく開けて、VBA も問題なく動作します。
作ったボタンをクリックすれば VBA が動きます。
ところが、メインＰＣ（Windows 7）の Excel 2010 だと動作不良になります。
作ったボタンをクリックしても無反応・・・
検索したところ、Excel の ActiveX コントロールがうまく動かない、
そんな場合は、Office のバージョンに合わせて 12月の更新プログラムをアンインストールすればよい、
との情報がありました。
メインＰＣは前述のとおり、Office 2010, 2013 の３本セット。
それぞれに関係するものをアンインストールしました。
Excel 2007 --- KB2596927
Excel 2010 --- KB2553154
Excel 2013 --- KB2726958
再起動しましたが、ダメでした。
さらに探すと、所定フォルダーにある "Excel8.0" フォルダーを削除すればよい、
との情報がありました。
所定フォルダーとは %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp\ です。
（［ファイル名を指定して実行」で "%temp%" を入力すると、所定フォルダーが開きます）
で、そのフォルダーにある "Excel8.0" フォルダーを削除しました。
ＯＫになりました。
オヤヂが作った Excel マクロ（VBA）が前のとおり動作するようになりました。
某所にも電話して、上述の作業（Excel8.0 フォルダーの削除）をしてもらい
無事、今日の作業ができるようになりました。
＃ サブＰＣ（Windows 8.1, Office 2010）でも KB2553154 は入っていました。
が、このＰＣではマクロ付き Excel もちゃんと動くので、
KB2553154 が悪さをしているわけではなさそうです。
ま、対処方法はこのとおり簡単なものですが、
ここのところ（2014年 8月以降は特に）更新プログラムが不具合を含んでいるケースが目立つように思います。
今年、マイクロソフトは数千人規模でレイオフを行いました。
要員削減が更新プログラムの品質低下の原因かは分からないのでコメントしませんが、
ユーザーをあまり困らせないでほしいと思います。
スマホやタブレットに押されている印象はあるものの、
まだまだビジネスでは Windows の価値が十分すぎるくらいある、と思います。
頼りにしている（頼らざるを得ない）Windows なので、
重要な更新プログラムにバグ／不具合を残したまま（未発見のまま）リリースしないでください。＞ ＭＳ殿
【関連記事】
■ 700 MB を超える Windows 8.1 の KB3000850 って一体・・・(1)
■ 700 MB を超える Windows 8.1 の KB3000850・・・(2) Windows Update で試してみました
■ 700 MB を超える Windows 8.1 の KB3000850・・・(3) ダウンロード＆実行・・失敗
■ 700 MB を超える Windows 8.1 の KB3000850・・・(4) ダウンロード＆実行（スタンドアロン インストール）
■ 700 MB を超える Windows 8.1 - KB3000850・・・(5) まとめ
■ Windows Update 2014年12月、合計 1GB というのは正しいのかな？
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
今月 12月の更新プログラムに不具合がありました。
今月は対岸の火事ではなく、自分にもふりかかってきました。
不具合をかかえたままリリースする（事前に不具合を発見できていない）のは、
レイオフにより検証・テスト要員が大幅に減ったから・・・との論評もあります。
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さて、以下は自分にふりかかった話です。
オヤヂのメインＰＣは Windows 7。
動作確認用に Office 2007, 2010, 2013 をインストールしています。
サブのノートＰＣは Windows 8.1。
使い慣れた Office 2010 だけが入っています。
いずれも 2014年12月分の Windows Update（重要な更新プログラム）を適用しました。
なんてデカいサイズなんだろう・・・
といぶかしく思いながらも、アップデートは完了。
その時点で不具合は分かりませんでした。
が、一昨日、某所からメールが届きました。
Excel でボタンがクリックできなくなった、当該ファイルを添付する・・・
これはオヤヂが作った（某所に置き土産にしていた）マクロ付き Excel。
ノートＰＣ（Windows 8.1, Excel 2010）で開いて、動作確認しました。
問題なく開けて、VBA も問題なく動作します。
作ったボタンをクリックすれば VBA が動きます。
ところが、メインＰＣ（Windows 7）の Excel 2010 だと動作不良になります。
作ったボタンをクリックしても無反応・・・
検索したところ、Excel の ActiveX コントロールがうまく動かない、
そんな場合は、Office のバージョンに合わせて 12月の更新プログラムをアンインストールすればよい、
との情報がありました。
メインＰＣは前述のとおり、Office 2010, 2013 の３本セット。
それぞれに関係するものをアンインストールしました。
Excel 2007 --- KB2596927
Excel 2010 --- KB2553154
Excel 2013 --- KB2726958
再起動しましたが、ダメでした。
さらに探すと、所定フォルダーにある "Excel8.0" フォルダーを削除すればよい、
との情報がありました。
所定フォルダーとは %USERPROFILE%\AppData\Local\Temp\ です。
（［ファイル名を指定して実行」で "%temp%" を入力すると、所定フォルダーが開きます）
で、そのフォルダーにある "Excel8.0" フォルダーを削除しました。
ＯＫになりました。
オヤヂが作った Excel マクロ（VBA）が前のとおり動作するようになりました。
某所にも電話して、上述の作業（Excel8.0 フォルダーの削除）をしてもらい
無事、今日の作業ができるようになりました。
＃ サブＰＣ（Windows 8.1, Office 2010）でも KB2553154 は入っていました。
が、このＰＣではマクロ付き Excel もちゃんと動くので、
KB2553154 が悪さをしているわけではなさそうです。
ま、対処方法はこのとおり簡単なものですが、
ここのところ（2014年 8月以降は特に）更新プログラムが不具合を含んでいるケースが目立つように思います。
今年、マイクロソフトは数千人規模でレイオフを行いました。
要員削減が更新プログラムの品質低下の原因かは分からないのでコメントしませんが、
ユーザーをあまり困らせないでほしいと思います。
スマホやタブレットに押されている印象はあるものの、
まだまだビジネスでは Windows の価値が十分すぎるくらいある、と思います。
頼りにしている（頼らざるを得ない）Windows なので、
重要な更新プログラムにバグ／不具合を残したまま（未発見のまま）リリースしないでください。＞ ＭＳ殿
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